気がつけばメルカリの取引回数が300回を越えていました。
そのほとんどがスムーズなやり取りでしたが、中には送り先を間違えたり、逆に間違えられたりといったトラブルもありました。
今回は、メルカリで品物を送る時のあるトラブルについて、その対処法を実体験から紹介します。
重量オーバーで送れないときの対処法
今回紹介するメルカリのトラブルとは、重量オーバーです。
ゆうゆうメルカリ便を利用して発送するつもりだったものが、重さ制限を少しオーバーしていることがわかり、郵便局の窓口で発送できないことがわかりました。
送れなかったものは、雑誌3冊です。
そう、下の記事で梱包したものです。
雑誌にもいろいろありますが、私が送ろうとしていたのはカラー写真がいっぱいのグラビア雑誌。
面積が大きすぎて家にあるスケール(料理用)では正確に測れませんでした。
メルカリ便(最安ランク)で送れる重さは1kgまでと決まっています。
郵便局の窓口で測ってもらったら、雑誌は全部で1040gでした。
たった40gですが、オーバーはオーバーです。
ちょっと、まけて~(^^;)
というわけにはいきません。
でも、その郵便局員さんはとても親切で
「もう一枚、送り状を発行して、2つに分けたらどうでしょうか?」
と、提案してくださいました。
メルカリ便は、購入者も出品者もお互いの住所や氏名がわからないような形で取引ができる発送方法です。商品が売れたとき、荷物に貼る送り状を印刷するためのQRコードが発行されます。コンビニや郵便局の備え付けの機械にスマホ画面のQRコードをかざすと送り状が印刷されるので、それをペタッと荷物に貼ればよいのです。送り状を書く必要がないので、住所の間違いもなく、とても便利です。
先ほどの局員さんは
その送り状が2枚あれば荷物を2つにして送れるんじゃないか?
と考えてくれたんです。
一度使ったコードは無理じゃないのかなァ
と思いつつ、
でも郵便局の人がそう言うならもしかして…
と、読み取り機にQRコードをかざしてみました。
メルカリの送り状発行コードを2回使うとどうなるのか
荷物を1個にまとめると重量オーバーになるなら、2つに分けたらいい、という郵便局員さんの提案で、メルカリ便QRコードをもう一度読み取り機にかざしてみました。
結果は
・・・
「エラー このコードは既に発行済みです」
という表示が出て、送り状は発行できませんでした。
やっぱり。そうだよね。
ちょっと考えればわかることですが、局員さんも何とかしてあげたいと考えてくださったのでしょう、
皆さんは真似しないでくださいね。
メルカリ便を使わない別の方法で送る
さて、メルカリ便が使えないとなると、送り方を変えるしかありません。
先ほどの親切な郵便局員さんは、別の方法を提案してくれました。
それはレターパックライトを使う方法です。
レターパックライトは370円で専用の封筒で厚さ3㎝、重さ4㎏までのものが送れます。
メルカリ便よりは高くなりますが、メルカリ便と同じように追跡番号もついているので、万一、届くのが遅くなったときでも安心です。
ただし、メルカリ便と違う点があります。それは相手の住所と名前を書かなくてはいけないということです。
メルカリ便は双方に住所や名前は教えないシステムになっているので、レターパックライトに変更するときは相手の方に住所と名前を教えてもらう必要がでてくるのです。
相手に拒否されて、それならいりません、って言われたらどうしよう。
利用者の中には、自分の名前や住所を知られたくないからメルカリ便で送ってくれる人から購入したい、という人もいます。
こういうとき、見ず知らずの相手とのやり取りはとても不安に感じます。
が、ともかくメッセージを送ってみることにしました。
これは実際のやり取りです。
〇〇さん、こんばんは。
実は先ほど郵便局から発送する予定でしたが、窓口で40グラムオーバーのためメルカリ便が使えないことがわかりました。
事前に調べができていなかった私の責任です。誠に申しわけありません。
そこでご相談させていだきたいのですが、発送をメルカリ便からレターパックライトに変更させていただくことはできませんでしょうか?
レターパックなら追跡サービスもございます。
変更が可能なら、ご住所とお名前を教えていただかなくてはいけないのですが、いかがしょうか?
ご迷惑をおかけして申しわけありません。ご検討よろしくお願いいたしますm(_ _)m
(返信)
こんばんは!
私も以前同じミスをしたことがあります(泣)
もう少しグラム増やして欲しいですよね( ´Д`;)
レターパックでも大丈夫ですので、よろしくお願いします。
〒***-****
◯◯県◯◯市〇〇町1-1
△△ △子です。
急ぎませんのでお手隙の際で大丈夫です
相手の方は、自分も同じような経験をしたことがある、と快く対応してもらえました。
ホッ ε-(´∀`*) としました。
この後、レターパックに詰め替え、無事に発送し、受け取ってもらえました。
受取評価も「良かった」をもらえました。
サイズだけに気を取られて、重さのことをすっかり忘れていた私の失敗談でした。
重さが正確にわからないときの発送方法について
このような失敗をしないためには、出品前に重さの確認をすることが必要です。
でも、正確なスケールがなかったり早く出品したいときがありますよね。
そんなときは、発送方法を「未定」にするのが無難です。
未定で出品すると、売れた時に購入者の住所、氏名が表示されるようになっています。そしてメルカリ便を使うこともできます。
住所や名前がわかるなら購入したくない、という方には買ってもらえませんが、今回のように相手の方にご面倒をおかけすることはなくなります。
メルカリやラクマなどフリマのやり取りに慣れてくると、十分な確認をせずにうっかり出品してしまいがちです。
気軽に売り買いできるのがフリマサイトの便利な点ですが、最低限の確認は忘れないようにしましょうね。