6月から娘の高校も普通授業になり、月曜から土曜までお弁当を作っているHANAです。
2月から5月までのお弁当休業期間が長かったせいか、すっかり段取りが悪くなってしまいました。
段取りが悪いと無駄に時間がかかります。
ちゃちゃっとさばいていた以前のことを思い出して、お弁当作りの効率化を考えました。
お弁当作りの段取り
段取りとは・・・物事を段階を追ってやっていく手順(新明解国語辞典より)
お弁当作りの全体の流れです。
メニューを決める
↓
材料をそろえる
↓
調理する
↓
冷ます
↓
お弁当箱につめる
この中でポイントになることは何でしょう?
調理は食べる人にとっては大事ですが、つくる人にとって最も肝心なことは
メニューを決める
ことです。
ここが決まればスムーズにできる
メニューを決めること、これはお弁当でも毎日の食事作りでも同じで、段取りの中でいちばん時間を取られ、面倒に感じることです。
それはなぜかというと
栄養バランスとかおいしさを考えなきゃいけない、
限られたスペースの中に詰めなきゃいけない、
こぼれないように気をつけなきゃいけない、
傷まないように味付けや具材も注意しなきゃいけない…
あれもしなきゃ、これもしなきゃと考えてしまうからです。
さて、明日は何にしよう?
と、誰かにヒントを求めても
なんでもいいよ
と返ってくるのがオチ。
ますますイライラすることになります。
ですから、あれこれ考えるのはやめましょう。
お弁当作り15年の経験から言わせていただくと「これだけは作る」というメインのメニューを先に決めるといいです、他がスムーズに進みます。
何を作るのかが決まっていれば、それに合わせて材料をそろえて調理すればいいので、流れが決まり気持ちも楽になります。
私は、月曜から土曜の大まかなメインメニューを決めています。
わが家のお弁当メインメニュー
月曜 豚か鶏肉
火曜 魚
水曜 豚か鶏肉
木曜 チャーハン
金曜 唐揚げ
土曜 サンドイッチ
週の前半は大雑把ですが、週の後半、木、金、土曜は娘のリクエストの連続になっています。
木曜のチャーハンは最強で、簡単に作れておいしいメニューNo1です。
過去には親に内緒で友だちに格安で販売していた(!)という「チャーハン無認可売買事件」が発覚したこともあります。
金曜の唐揚げはレンチンで楽チンです。
土曜のサンドイッチは前日にゆで卵だけ作ります、朝は野菜を切ってはさむだけ。パンにバターを塗る係は娘が担当です。
娘は高校2年生までは土曜日は休みでした。それが、3年生から6時間授業になり
「キツイ」
と。そんな彼女を応援する気持ちでメニューに入れたサンドイッチ。
学校行ったらすぐに食べたい!
うれしい言葉、いただきました。
ちなみに今日のおべんとうはこれ
木曜限定!、(無許可販売禁止の)チャーハン弁当です!
すごく共感した藤井さんのお弁当の考え方
『藤井弁当 お弁当はワンパターンでいい』
藤井恵 著
学研プラス
最近たまたま見つけた本で、料理研究家・藤井恵さんのお弁当のレシピ本です。
キューピー3分クッキングの藤井先生も、お子さんにお弁当を作り続けて15年余りというお母さんの顏もお持ちで、それを知って以来、私は勝手に仲間意識を抱いています。
藤井さんが掲げるお弁当は、おかずが3種類。
メインの肉や魚、
卵焼き
野菜
これにご飯があればいい、というもの。
私のパターンとおんなじでますます共感。
そして、3種類のおかずは卵焼き器一つで作るのです。
なるほど!
卵焼き器でお湯を沸かし野菜をゆでたあと、卵を焼いて、肉(魚)を焼く、この順なら洗う手間も省けて時短にもなります。
お弁当を作ったことがない人でも
これなら作れそう、
やってみようかな、
と思えます。
お弁当作りのハードルを下げてくれるおすすめの本。
ひとり暮らしを始める(予定)の娘にも持たせるつもりです。
藤井さんはお弁当でいちばん大切なことは「毎日作り続けること」と書かれています。
うんうん、その通り!!
顔を洗うのと同じようにお弁当を作る、そんなふうにお弁当作りを毎日の行動パターンの一つにしてしまうためのヒントを教えくれています。
お弁当作りの流れをつかめばこっちのもんです。
パターンを決めてお弁当作りの負担を減らしましょう。
よかったら見てみてください。
この本を読んで、私のパターン化も間違いではなかったなぁと実感できました。
さあ、明日からのお弁当も流れに乗ってサラッと作ってしまいましょう!
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