お料理番組でもよく使われるようになったトング(食材を挟む道具)ですが、
私は変なこだわりがあって、
トングなんて邪道!
料理人は箸で十分よ!
と思っていました。
え~っと、料理人ってだれ?
って感じですが、意地を張って菜箸で格闘していたんですよ。
しかし、
ダイソーのトング、いろいろ使えてすごく便利なんだってよ。滑ってつかみにくいって言ってたじゃん、これ使いなよ!
と、とても評判がいいのでダマされたと思って使ってみることにしました。
ダイソーの多機能トングを買いました
購入したのはダイソーの
多機能トング
です。
パッケージの説明によると、はさむだけでなく10とおりに使えるとあります。多機能というだけのことはあるようです。
1 食材をあえる
2 食材をはさむ
3 卵の黄身と白身をわける
4 湯きり
5 フォーク
6 やわらかい食材を切る
7 計量スプーンのかわりになる
8 食材をつぶす(マッシャー)
9 スプーン
10 食材を炒める
ほー、なかなかおもしろそうだな、これ!
実物を手に取ると、楽しくなってきました。
普通のトングと違って、いろんな細工が見られます。
たしかに、なかなかよく考えられてるなぁ
たとえば
一方のスプーン(はさむとこ)で3つの仕事してます。
先端が押すとはずれるようになっているのは、黄身分けをするときに長くて使い勝手が悪いときは取り外して先端部だけ使えますよ、ということらしいです。
こんなふうに使います
☟
反対側には5㏄と15㏄の目盛りがついているので、しょうゆ油とか酒とか、液体の調味料なら
調理をしながらここで測って
即、投下!
できます。
縁の細かいギザギザも軽くはさんでも食材が滑らなくて便利です。
さらに、トングを左右に広げると
カチン!
と外れて左右バラバラになります。
最初は壊れやしないかとコワゴワでしたが、意外と丈夫です。
トングの片方だけでターナー(フライ返し)みたいにも使えるんです。
めっちゃ気に入ってるやん!
使ってみた感想
軽くて使い勝手がよく、調理後の汚れ落ちもよかったので、
大満足!!
です。
多機能10種類のうち、実際に使ったのは次の5つ
1 食材をあえる
2 食材をはさむ
4 湯きり
9 スプーン
10 炒める
あれ? 半分しか使いこなせてないの?
もともと、はさむ目的で購入したんだからいいの!
使い始めたばかりで
計量スプーン使おうと思ってたけど、忘れてた、
みたいなこともありました。
ほかにもある「多機能トング」のおすすめポイント
説明書には書いてなかったけど役に立つことがあったので追記しておきます。
1 持ち手の端が鍋の縁に掛けられる
トングを左右バラバラにしたとき、柄の端の接続部分が上の写真のように「¬型」になっています。
その¬を鍋やフライパンの縁に引っ掛けると、中に落ちる心配がなくて安心。
ちょっとだけ、
って落ちないようにそっと置いたつもりが、柄が短いとすべって中に入っちゃって
あぁ~
ってことがよくあるので
ここがひっかかるの、めっちゃいいやん!
2 汚れが落ちやすい
とろみをつけた料理は滑りやすいので、トングが活躍しています。
その「とろみ」なんですが、時間がたってから洗うとお箸の先にこびりつくことがあります。
トングのギザギザとか凸凹は汚れが残りやすいんじゃない?
と思いましたが、ナイロン素材のためか、汚れが落ちやすかったです。
注意点
とっても便利な多機能トングですが、注意点もありました。
注意1 耐熱温度に注意
フライパンに油を入れて熱すると、200℃以上になることもあるので、(炒め物は手早く仕上げるものなのでそこまで気にすることはないかも知れませんが念のため)長時間の使用は注意した方がよさそうです。
さきほど紹介した、持ち手を縁に掛ける場合は特に注意。持ち手の耐熱温度は70℃なので、長い時間放置するのはキケンです。
以前、朝の報道番組で、
フライパンに入れっぱなしにしたフライ返しの持ち手が溶けてしまった、
という事例を紹介し、注意喚起していました。
取り扱い時の温度には注意しましょう。
注意2 食洗機は不可です
注意書きにある通り、食洗機では洗えませんのでご注意ください。
まとめ
ダイソーの多機能トング、使い心地には大満足です。
「狙ったものがサッとつかめる気持ちよさ」を実感できました。
収納時にかさばるかと思いましたが、ばらしてしまえば大丈夫。
正直なところ、もっと早く買っておけばよかったって感じです。
(変な意地は張らない方がいいですね)
大変良い買い物ができました。