里芋は煮っころがしにして食べるのが一番好きです。
ねっとりした食感はほかのお芋では味わえないよさですよね。
このねっとりした成分にはたんぱく質の消化を助けたり、胃の粘膜を保護してくれる働きもあるそうです。
また里芋には過剰なナトリウムの排出を助けてくれるカリウムも豊富。普段、気をつけているつもりでも、加工食品や外食で塩分を取りすぎてしまいがちな現代人にはありがたい食材です。
でも、そのねっとりが苦手なのがウチの次女。
ネバネバの納豆は大好きなのに、なんで?
それとこれとは全然違うわ
そこで今日は、里芋が苦手な次女でもおいしくたべられる一皿を紹介します。
里芋の素揚げ
里芋が苦手な娘がおいしく食べられる料理とは…
素揚げです。工夫もなにもない💦
油で揚げると表面がカリッとします。
香ばしさと、味付けのスパイシーソルトが里芋独特のねっとりした食感と香りを消してくれるようです。
これならいくらでも食べられるんだよね!
ちょっと!あたしの分、残しといてよ。
里芋の素揚げの作り方
これと言って特別なことはありませんが、手順を説明するとこんな感じです。
1. 里芋はクシャクシャにしたアルミホイルで外側の皮をこすり取る。
2. 電子レンジで少し硬さが残るくらいまでチン!
3. 一口大に切って油で揚げる
4. こんがりと色がついたら取り出して熱いうちに味をつける
味付けは塩、コショウ、スパイシーソルトなどお好みで。
すし酢に醤油を混ぜたタレにつけても美味しいです。
ホイルで皮をむくのには理由があります
この料理に限らず、里芋をむくときはアルミホイルを使っています。
その理由は2つ。
1. 簡単にむける
2. 手がかゆくならない
里芋の皮の近くには、シュウ酸カルシウムという針のようにとがった結晶状のものがあります。
皮をむくときに細胞が壊れると、その結晶が皮膚のかゆさを感じる場所を刺激するので、手がかゆくなるのです。
里芋の皮は2層になっているので、外側だけむいてもシュウ酸カルシウムは出てこない、だから手がかゆくならない、というわけです。
外側の皮だけむくと、ぬめりは出てこないので、扱いやすいのもありがたいです。
外側はちょっとジャガイモみたいで、味はしっかり里芋です。
よかったら、お試しくださいね。