HANAのおと

50代主婦hanaの雑記帳。おもしろい、役に立つ、覚えておきたいことをあれこれと書いています

【野菜の皮むき】手間をかけずに野菜の栄養を逃さない方法

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昨日作った豚汁、今朝、牛乳をすこーし加えて食べました。

友人から聞いたこの方法、最初は半信半疑だったんですが…

やってみてビックリ、和から洋に風味が変わって、スープみたい!

とてもおいしかったので、それ以来、豚汁は翌日の分も見越してた~っぷり作るようになりました。

 

 

野菜の皮はむく? むかない?

たとえば、豚汁の場合。

豚汁にはいろんな野菜を入れます。

大根、にんじん、じゃがいも、長ネギ、カボチャ、ごぼうなどなど。

 その野菜、皮はどうしてます? むいてます?

 

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私は、主にピーラーでむいていました。

根菜類やイモ類などは、大抵むいていました。

でも、数年前からむくのをやめました。

そうしたら、料理の時短になって、面倒な手間が減って、食事作りが楽になりました。

 

時間がある時はいいんですよ。

皮をむくの。

でも、仕事から帰って、短時間でワーッと食事を量産しなきゃいけない。

中高生ともなれば、男女の区別なんてなくて、大人1人前なんてペロリ(1人前じゃ全然足りない)ですから、我が家の場合。

そこで、急いでピーラーを使う手をシャカシャカと素早く動かします。

すると、むいた皮があっちこっちに飛び散って、シンクが皮だらけ。

 

誰が拾うの? 

私だ、

あ~いやだ~。

 

でも、

洗うだけなら楽チンです。

 

ピーラーのかわりにホイルを活用

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ニンジンや大根、カボチャなどは水洗い。

土の付いたゴボウやレンコン、じゃがいもなどはアルミホイルをクシャクシャっと丸めて、ゴシゴシ。

注意するのはジャガイモ。緑色に変色しているところや芽は取ります。

 これだけですが、料理の手間がぐっと省けて、時短になりました。

皮むきしなくていい、と思うだけでストレス減にもなりました。

ピーラーのかわりにアルミホイルを使えば、こするだけできれいになります。

 皮つき野菜は、煮ても、焼いても、いためても、揚げても、おいしいです。

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皮の下にひそむファイトケミカル

 野菜には第7の栄養素といわれるお宝「ファイトケミカル」が含まれています。

 

ファイトケミカルってなに?なんか強そうな名前だけど。

植物が自分の体を外敵(紫外線や虫など)から守るために持っている力のことだよ。
外敵から自分の身を守らなきゃいけないから、外側の皮に近い場所にたくさんあるんだって。

 

ファイトケミカルとは、色素や香り、辛味、渋み、ねばねばなどの成分で、その種類は1万以上、まだ未確認のものもあるそうです。

 

ポリフェノールやイソフラボン、リコピン、ルテイン、アリシン、βグルカンなど、聞いたことのある名前もあるのでは?

 

 そうした物質は植物の体の中でも、皮のすぐ下により多く含まれていて、抗酸化作用があり、免疫作用や病気の予防につながると注目されています。

 

おかげさまで、皮をむかなくなってこれらのお宝を残さずいただけてます。

そして、手間が省けて、生ごみも減るというおまけ付き。

 

私にとっては一石二鳥どころか三鳥のありがたい結果となりました。

 

最後にファイトケミカルについて、忘備録として載せておきます。

 

 

いろいろなファイトケミカル(フィトケミカル)

ファイトケミカルは、大きく5タイプに分類することができます。[ ]内は多く含まれる食品です。

①ポリフェノール類
・・・植物の光合成でつくられる糖分の一部が変化してできた色素やアクの成分です。 
●アントシアニン[ベリー類・なす・黒豆・紫芋など]
・・・野菜や果物に多く含まれる紫色系統を中心にした多彩な色の色素素成分です。抗酸化作用だけでなく、視力の維持・回復にも役立ちます。
●イソフラボン[大豆・大豆製品など]
・・・色素成分の1つです。女性ホルモン様作用があり、更年期の不調の改善や骨粗しょう症・高コレステロール予防が期待されます。
●カカオポリフェノール[ココア・チョコレートなど]
・・・カカオに含まれるポリフェノールです。疲労やストレスから体を守ります。
●カテキン[緑茶・紅茶・赤ワインなど]
・・・緑茶や紅茶などの渋み成分です。抗酸化作用・殺菌作用があり、血液中の脂質量を正常に保つ働きが認められています。

②カロテノイド類
・・・主に緑黄色野菜に含まれる黄色やオレンジ、赤などの色素成分です。
●リコペン(リコピン)[トマト・すいかなど]
・・・赤い色素成分です。がん予防やその抑制に働きます。紫外線から皮膚を守ります。
●ルテイン[ほうれん草・ブロッコリー・キャベツなど]
・・・黄色の色素成分です。がんの予防や視力維持・回復、老化予防に働きます。

③含硫化合物
・・・イオウを含む化合物で、香りや辛味成分などです。
●アリシン(硫化アリル)[にんにく・ねぎ・玉ねぎ・ニラなど]
・・・ユリ科に多い香りの成分です。強い殺菌作用があり、疲労回復にも有効です。
●イソチオシアナート[キャベツ・大根・かぶ・ブロッコリーなど]
・・・アブラナ科に多い辛味成分です。がんや血栓の予防に働きます。

④テルペン類(テルペノイド)
・・・柑橘類やハーブ類特有の香りや苦味の成分です。 
●リモネン[レモン・オレンジ・グレープフルーツなど]
・・・柑橘類に含まれる香りの成分です。がん予防の他に、消化吸収を助ける働きがあります。
●ジテルペン[ローズマリー・セージなど]
・・・シソ科の植物に多い香りの成分です。がん予防やその抑制に有効です。

⑤その他
●β-グルカン[しいたけ・ぶなしめじ・エリンギなど]
・・・きのこ類に多い食物繊維の一種です。免疫機能を高める働きがあります。

 (日本クリニック株式会社 食養相談室健康コラムより引用)

 

《参考》

◆「食物繊維・ファイトケミカル」|食養相談室 健康コラム|日本クリニック株式会社◆ファイトケミカルとは | 健康長寿ネット

 

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