【ルスカス】葉っぱの真ん中に花が咲く不思議な植物～その３
ルスカスという植物をご存知でしょうか？
この植物、園芸用としても広く出回っているようなので、見たことがある、という方は案外いらっしゃるかもしれません。
切り花にしても持ちがよく、ツヤのある濃い緑色の葉が長く楽しめるので、生け花や花束にも使われています。
このルスカスという植物は、葉っぱの真ん中に花が咲く不思議な植物なのです。
葉っぱのように見えるのは実は枝が変形した葉状枝というもの。
実は今、そのルスカスを生けておいたら本当に花が咲くか、という実験中です。
花の写真はこちらから見れます
そしてこれは、家のルスカス。現在の様子です。
花束に入っていた１本です。
今年の母の日、半年前にもらったカーネーションといっしょに入っていました。
上の写真は半年前のルスカスですが、今も色は同じ。（長さは少し短くなりました）
１日～２日に一度の水替えを続けています。
ルスカスには
・ルスカス・ヒポフィルム
・ルスカス・ヒポフロッスム
・ルスカス・アクレアツス（ナギイカダ）
という３種類があるそうです。
花の付き方や葉状枝の形から、我が家のはルスカス・ヒポフィルムだと思われます。
ルスクス ヒポフィルム＊
キジカクシ科（クサスギカズラ科） ナギイカダ属Ruscus hypophyllum
〔基本情報〕高さ70cmほどになる常緑亜低木。
地下に根茎をもち、鱗片の腋から茎を出します。
葉は互生しますが、小さな鱗片状に退化し、葉のように見えるのは枝が変化した葉状枝です。
葉状枝は長さ5～9cmの楕円形で、やわらかく、先端は針状にとがりません。
葉状枝の中央脈にある鱗片状の苞から短い総状花序を出します。
花序は葉状枝の両面に出ます。
花には雄花と雌花があり、ともに径7～8mmで淡い緑色の6弁花です。
3個の雄しべは合生し、紫色の雄ずい筒をつくります。
果実は径0.6～1.3cmで球形の液果となり、赤色に熟します。EVERGREEN - エバーグリーン
植物図鑑・Q＆A（https://love-evergreen.com/zukan/plant/16193）より引用＊植物図鑑によってルスカスともルスクスとも書かれています
ついに花芽が見えてきた！？
９枚の葉状枝のうち、突起がついているのが７枚あるのですが、そのうちの５つが大きくなってきました。
さらに、緑色の芽らしきものが見え隠れ。
はっきり見えてきたのもあるんです。
それがこちら！
これは花芽でしょうか？
そう思いたい！！
いちばんわかりやすい葉を２枚、正面と横から撮ってみました。
ほかの葉はまだここまで芽が伸びてはいないのですが、チラッと緑色がのぞいています。
半年待ったかいがあった？
ここまできたら、花を見るまで頑張りますよ～！
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【ルスカス】葉っぱの真ん中に花が咲く不思議な植物～その4 ついに花が！？ - HANAのおと
