今日から3月です。
3月と言えば桃の節句。
そこで、うちのかわいいお雛さん(うちではお雛様をお雛さんと呼んでます)を紹介します。
手のひらにのる寿ぎ雛
このお雛さん、
しもぶくれのふくよかなお顏が気に入っています。
どこかで見たことあるような
誰かに似てるような
親しみがわきます。
このお顏をみると思わず笑ってしまう、
そんな愛らしさがあります。
蛤の貝殻に二つ並べて飾ります。
とっても小さいです。
実は素焼きの鈴なのです。
手のひらにのせて揺すると
コロコロ、コロコロ
とかわいらしい音がします。
そして、緋毛氈(ひもうせん)のかわりに赤いおざぶ(座布団)。
二人仲良くお座りになっています。
ちなみに、お雛さんに緋もうせんを敷くのは赤が魔除けの色だからです。
10年ほど前から家にいらっしゃいますが、色あせることなくご健在です。
ひし餅の箱入り雛
こちらは30年近く前にいただいたものです。
この、ひし餅の形をした箱を開けると
美しい金屏風のまえに並ぶお内裏さんとお雛さん。
和紙でできた手作りのお雛さんです。
実は子どもが小さいとき、お雛さんを引っぱって、取れそうになりました。
赤い紙ごとはがれかけたのですが、速攻で補修したので(木工用ボンドで貼りつけた)ことなきを得ました。
よく見ると修復の跡がありますが、それもまた思い出の一つとなっています。
箱の中は20年前のまんま、色もほとんど変わっていませんが、外箱のほうはもっとあざやかなピンク、緑、白、でした。むき出しで保管していたので、角が擦れて白くなったり、全体の色も褪せてしまい残念ですが、これも年季が入った味わいということで、いいかな。と思っています。
わが家は娘が二人なので、お雛さんも二組、たまたまですが。
このサイズなら、お嫁に行くときもバッグに入れて持って行けそうです。
お雛さんを飾ると家の中がきれいに!
さて、
こんなに小さなお雛さんですが、飾るならきれいなところにに飾りたいと思うのが心情です。
飾る場所に選んだのは、子どもたちがかつて習っていたピアノの上。
今は残念ながら誰も弾かなくなって、
物置きになっていたのですが、片付けました。
物がなくなったおかげでスッキリ。
「いつも、こんな風にしと片付けておきなさい!」
って、お雛さんのお言葉を聞いたような気がしました。
ははぁ~ m(__)m