前回、前々回と2回に分けて、自分で作れる便せんと封筒のサイトをご紹介しました。
最後に、つい最近、思わぬ人から手紙をもらうことがあったので、「会いたい人に手紙を書こう番外編」と題して書き残しておきたいと思います。
それは、昨日のこと。
緊急事態宣言発令の翌日です。
宣言の発令以降、ピリピリと張り詰めた空気を感じていました。
ピンポーン
とインターホンが鳴り、段ボールの荷物が届きました。
高校時代の友人からでした。
あけてみ
畑で穫れたばかりの野菜が入っていました。
そして、ん? なんだこれ?
ダンボールのフチにペタリ、
あけてみると
春の野菜が取れました。
少しだけですが、お送りします。
お互い頑張りましょう。
手書きのメッセージが入っていました。
昔から変わらないまるい文字
なつかしい~
友だちの顔が浮かび、声が聞こえてくるようでした。
ありがとう、元気でたわ。
よし、がんばろう!
友だちってありがたいなぁとつくづく思いました。
今回、たくさんのレターセットを制作したので、祖母に手紙を書いたついでに、実家にも手紙を出しました。
そのうち送るわ、と言いながらたまっていた写真もいれました。
まるっこいクセのある字、力強く枠からはみ出す字、達筆すぎてこれは何て字?と首をかしげてしまうような字。
字を見れば誰が書いたかわかる、それが手書きのよさでしょう。
同じ文字だけのやり取りでも、その人のことを思って書かれた文字は胸にすーっとしみこんでいくようです。
紙を選び、ペンを選び、言葉を選んで書く。
時間がかかるし、面倒だな、と思うときもあるけれど、たまには自分の手で書いてみるのもいいと思います。
きっと、喜んでもらえるはずです。
手書きのメッセージってこんなに元気をもらえるんだなぁ、
実は私が一番手書きのよさを教えられたような気がします。
最後までお付き合いありがとうございました。