スパイスカレーにハマってしまったHANAです。
先日、初めて作ったチキンのトマトヨーグルトカレーがあまりにもおいしくて、しかも簡単だったので、調子に乗ってそのあと2種類のスパイスカレーを作りました。
スパイスカレーを作ってみたら簡単なのに大満足!でした - HANAのおと
今日は4種類目のスパイスカレーです。
スパイス2つでフィッシュカレー、つけ合わせはジャガイモで
さて、今回は魚を使ってフィッシュカレーに挑戦しました。
その名も「南インド風フィッシュカレー」です。
どこが「南インド風」なのかというと、タマネギを炒めるときにあまり焼き色をつけないところ。魚の味が引き立つからなのだそうです。
そして、今回は新たにココナッツミルクを使いました。
実は、初めてココナッツミルクを使ったので、どんな味になるかとても楽しみ!!
カレーに使ったスパイスは2種類,、
ターメリックとカイエン・ペパー(チリペッパー)です。
(写真のクミンシードは付け合わせに使いました。)
フィッシュカレーは
1 魚のマリネを作る
2 カレーソースを作る
3 カレーソースに魚のマリネを入れて煮る
という手順で作ります。
では材料と作り方を簡単に紹介します。
材料(4人分)
●魚のマリネ
メカジキ 4切
ジンジャー・ガーリックペースト
(おろしショウガとおろしニンニクをまぜたもの)大さじ1
塩 小さじ1弱
ターメリック 小さじ1/8
カイエン・ペパー 小さじ1/2
●カレーソース
タマネギ 小1個
トマト 中1個
ジンジャー・ガーリックペースト 大さじ1
塩 小さじ1弱
ココナッツミルク 1カップ
サラダ油
ターメリック 小さじ1/8
カイエン・ペパー 小さじ1/2
水 1/2カップ
作り方
1 メカジキを3~4等分に切ってジンジャー・ガーリックペーストと塩とスパイスをまぶして15分ほど置く
2 鍋に油を熱し、タマネギを中火で炒める。少し茶色くなってきたら火を弱め、ジンジャー・ガーリックペーストを加えてよくまぜ、トマトを加えて中火にする。
3 トマトを加えて1分ほど炒めたら火を弱めてスパイスと塩を入れてまぜ、さらに水を加えて中火にして沸騰させ1分ほど煮込む。
4 ココナッツミルクを加え、沸騰したら1のメカジキを加える(弱火~中火)
5 5分ほど煮て、魚に火が通ったらできあがり(煮すぎると魚がかたくなるので要注意)。
6 器に盛ってお好みで香菜を散らす。
今回はつけ合わせを2種類用意しました。
1つはジャガイモのサブジです。
サブジというのはインドの家庭料理で、野菜をスパイスで炒めたり煮たり蒸したりして作ります。
じゃがいものサブジは、レンチンして火を通したじゃがいもをスパイスで炒めて作りました。
スパイスはクミンシード、ターメリック、カイエンペパーを使っています。
もう一つはほうれん草ときのこのマリネです。
さっぱりとしたものがほしかったのと、緑黄色野菜が足りないので、冷蔵庫にあったゆでたほうれん草ときのこのマリネをあえました。
感想
辛くないけど辛い? まろやかな辛さで体が温まる
今回のフィッシュカレー、
我ながらとってもおいしくできました。
上出来です。
魚は、スーパーの切り身とは思えないくらい、やわらかくおいしくなっていました。
スパイスが効いているせいか、魚臭さもなかったです。
肉が大好きな娘から
「この魚、おいしい! うん、うん、いける、いける!」
という言葉が出ました。
ココナッツミルクを使っているので、辛さがマイルドです。
口に入れた時はまろやかで、後からピリ辛がじわじわときます。
うわっ、カライ!!
という感じではないのですが、食べ始めて3分もすると鼻の頭にじんわりと汗が浮かび始めました。
食べているうちにだんだん体があったかくなるのを感じます。
食後は体がホッカホカです。
鍋もいいけどスパイスカレーは負けてないよ、って感じです。
後片付けがラク
今回のフィッシュカレーに限らず、スパイスカレーを作ってわかったことがありました。
それは、後片付けがラクなこと。
スパイスカレーはルーを使わないので、冷めてもカレーの膜が鍋の側面ににこびりつくことがないんです。
カレーを作った鍋を洗うときの「あ~ぁ」という憂鬱な気分から解放されました。
まとめ
スパイスカレー作りに徐々に慣れてきました。
最近、ルーのカレーよりスパイスカレーを食べたいと思うようになってきました。
スパイスカレーの方が「軽い」感じがするからです。
ニンニクとショウガの消費量が急増中です。
それと、トマトとたまねぎも。
スパイスの種類を少しずつ増やしながら、さらにいろんなカレーに挑戦したいです。
スパイスカレーを作ってみたい人にはこの本がおすすめ
話題になっているから作ってみたいけど、どうやって作ったらいいのか分からない、そんな私でも、なかなかいける!と自画自賛のスパイスカレーが作れています。そんな私が参考にした本はこちら。
カレー&スパイス伝道師がおしえる 四季の食材でつくる スパイスカレー入門 (standards books)
著者の渡辺玲さんは料理研究家で調理人、キッチンスタジオで料理教室を行っているスパイスカレーの専門家です。本書では、まず、スパイス2つだけでできるカレーから紹介されています。前半はスパイスを徐々に増やして作ることに慣れる、後半はバリエーションを増やして季節の野菜でスパイスカレーを楽しめる構成です。後半にはサイドメニューも載っていて、さらにそのサイドメニューをメインのカレーと同時進行で作れる手順が載っているので、とても参考になりますよ。