高島屋や丸善が並ぶ日本橋、その日本橋交差点に「ここ滋賀」という滋賀県のアンテナショップがあります。
東京メトロ(地下鉄)の日本橋駅の出口はすぐ目の前、JR東京駅からは歩いて7分という場所。
地元を離れて20数年、年を重ねるごとに故郷が懐かしくなり、ちょくちょく出掛けております。
「ここ滋賀」フロアMEMO
「ここ滋賀」の1階には滋賀県産の工芸品や、名産品、加工食品、お菓子、飲み物、ご当地キャラクターグッズなどが所せましと並んでいます。また、近江の地酒を楽しめる地酒バーもございます。
2階にはレストラン「日本橋滋乃味」があります。
窓際の席からは、日本橋の交差点を忙しそうに行き交う人の波を見下ろしながら、お手頃価格の近江牛のランチが信楽焼の器で楽しめたりします。
3階は屋上テラスになっていて、パラソルがついたテーブルとイスが置かれています。1階で食べ物を買ってきて、ここで食べられるようになっています。
「ここ滋賀」年末の屋上テラス企画は寒かった
その屋上テラスで、先月までこんな企画のイベントが開催されていました。
東京・日本橋に戦国ゆかりの風景が出現!ここ滋賀 屋上テラスで来年2月中旬まで!東京でも滋賀の風景を満喫してほしいwo!https://t.co/hZAnBIMsma pic.twitter.com/BatEOhHqo2
— うぉーたん(滋賀県公式) (@watan_shiga) 2019年12月18日
テラスのガラス一面に彦根城の雪景色と夕日に染まる西教寺の風景が見られるというこの企画。
年末に、娘とランチの約束していたので、屋上テラスをのぞいてみました。
エレベーターが開くとタヌキの置物たち、がお出迎え。
その日は寒さが厳しく、風も強かったせいか、屋上テラスに出たのは、私たち二人だけ。
左側のガラス窓に注目
ガラーンとしてさっぶ~い
寒かったけど、彦根城の景色はなかなかのものでした。
本来なら向かいのビルが見えるところですが、彦根城がくっきりと見えました。
雪の彦根城が美しい!
ところが、その隣に見えるはずの西教寺は
残念ながらどこにも見えなかった。
夕日の西教寺 鑑賞”予定地”
きっと、光の当たり具合が「今」じゃなかったにちがいない。
別の時間に来ていたら、きれいに見れたはず、と思いたい。
帰り際に、オリジナルグッズがあたるクイズイベントがあったので、
せっかくだからやっとこう!
とスマホで応募し、お店を後にしました。
クイズイベントに大当たり!
イベントのクイズに応募したことなどすっかり忘れていたら、なんと、昨日、「ここ滋賀」からレターパックが届きました。
あけてみると、こんなすてきなトートバッグが!
ありがとうございましたm(__)m。
そして、観光ガイドがこんなに!
これ見て勉強します。
このトートバッグは、早川鉄平さんという滋賀県在住の切り絵作家の手によるものです。
一つ一つのモチーフが、「ここ滋賀」で毎月発行されているショップガイドの表紙に使
われていました。
これは、最近のショップガイドです。
実物はもっと素敵ですよ!
トートバッグの絵柄をよく見ると、タヌキの置物や琵琶湖、花火大会や瓶手毬、彦根城に三上山など、湖国の風景や風物が緻密な切り絵で描き込まれています。
狭いスペースにいろいろなモチーフがかくれていて、「かくし絵」のようです。
バッグの生地は厚めのキャンパス地でしっかりしています。
けっこう重いものでも大丈夫そう。
肩から掛けるとこんな感じ。
使うのもったいないけど、大事に使わせていただきます!
寒かったけど、思いきって屋上テラスのイベントを見に行ってよかったなぁ。
応募してみるもんだなぁ。
「ここ滋賀」の屋上テラスのイベント、コロナウイルスの影響で、残念ながら中止となってしまったイベントもありますが、3月6日(金)からはNHK連続テレビ小説「スカーレット」展が開催される予定です(入場無料)。
お近くの方はぜひ、足をお運びください。
早川鉄平さんの絵本の紹介
早川鉄平さんの絵本が出ました。
古事記の白鳥伝説をもとにした『白鳥になった王子』。
山に住む動物たち、カモシカ、イヌワシ、キツネ、アナグマ、シカ、そして山の神イノシシが緻密でユニークな切り絵で描かれています。
大人も子どもも楽しめる絵本です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。