今年の夏休みは少し時間が取れたので、久しぶりに高校時代の友人二人と会って、のんびり過してきました。
出かけた先は、地元にある水生植物公園みずの森。
琵琶湖の南、草津市の烏丸半島にあります。
水生植物公園ができたのは1996年(平成8年)ですから、もう30年近くになります。
入場門を入ってまず目に入ったのは、ズラリと並んだスイレンの鉢。
水を張った大きな鉢のなかに、色とりどりのスイレンが咲いていました。
こんなにいろんなスイレンがあるって知らなかったよ
ここでは花に顔を近づけて、においをかぐのもOKなので、ぜひ試してみてください。
スイレンの香りって初めて!いいにおいがしたよ
では、スイレンをゆっくりご覧ください。
これは紫式部。
花びらの先端にいくほど紫色が濃くなっていきます。
スイレンって水に浮かんでいるのかと思っていたのですが、違うんですね。
水を張った鉢の底に、鉢に植えつけられたスイレンが沈められていて、スイレンはその鉢にしっかり根を張っていました。
次はドリスホルト
ピンクスパークル
ピンクワンダー
サンライズ
テキサスドーン(ドウン)
ヒメスイレン(?)
ぺリーズダブルホワイト
こちらは、スイレンのむかご。
スイレンには、葉にむかごができる種類があって、それを鉢に植えつけ増やしていくのだそうです。
鉢だけでなく、園内の川面にもたくさんのスイレンが咲いています。
向こう岸に少しかすんで見えているのは、三上山(みかみやま)です。
俵藤太の百足(むかで)退治(俵藤太こと藤原秀郷が、瀬田の唐橋に現れた大蛇に頼まれ、三上山に住む百足を成敗した)という伝説がある山で、近江富士としても親しまれています。
ここからはアトリウム(温室)のスイレンです。
室内は風がなく、水面が鏡のよう。
水面に映った花影がとてもきれいでした。
最後の1枚は青いスイレン。
私のスマホで撮ると紫になってしまってとても残念…😢
肉眼で見ると花びらの先にいくほど青が濃くなっていて、本当にきれいでした。
いかがでしたか。
園内にあるスイレンは150種類以上。
こんなにたくさんのスイレンをみたのは初めてです。
あまりの数の多さに、途中から名前がわからなくなってしまい、省略しました。
スミマセン💦
種類によって色も香りも、花びらの形や大きさもさまざまで、どれも甲乙つけがたい美しさ。
水に浮かんだスイレンの花々は、可憐で、涼しげで、真夏の暑さを忘れさせてくれました。
水生植物園みずの森には、スイレンのほかにも植物はまだまだありますので、また次の機会に紹介します。
★草津市立水生植物園みずの森★
〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091番地
TEL:077-568-2332
FAX:077-568-0955
開園時間
●通常期間
公園 午前9時〜午後5時(最終入園 午後4時30分)
アトリウム(温室) 午前9時〜午後4時30分
*夏季、冬季期間で異なりますので、日程の詳細については管理事務所までお問合せください。
●休園日
毎週月曜日、年末年始
●入園料
大人 300円
65歳以上 150円
高校・大学生 250円
中学生以下 無料
●駐車場
無料