久しぶりに長女と日比谷で舞台を見てきました。
長女と二人で出かけたのは、ずいぶん久しぶりです。
観劇は夜だったので、先に軽く食事をしてから行こう、ってことになりました。
そこで私たちが向かったのが、東京交通会館の地下にある「甘味おかめ」です。
甘味おかめは、大きなおはぎが有名な甘味処。
食べログ和菓子・甘味処百名店2023に選ばれています。
有楽町駅から歩いてすぐ、マルイの横に有楽町店がありますが、私たちが行ったのは、東京交通会館の地下にある「おかめ東京交通会館店」の方です。
テーブルが10卓もないほどの細長い小ぢんまりとした店内は、昭和の雰囲気がそのまんま。
実は、今回が2回目の訪問で、前に来たときは満席で、時間に余裕がなくあきらめたのです。
が、今回は最後の1卓に滑り込むことができました。
焼きそば、きしめん、お弁当、おでん、赤飯…
和のメニューに、写真がなくてもわかるわ!、って安心感があります。
私は「茶飯おでん」を選びました。
はんぺんの後ろに卵、器の底には大根が隠れています。
薄味なんですが、どれもしっかりと味が染みていて、とっても美味しかったです。
ほんのり塩味の茶飯もおいしくて、ペロリといただきました。
娘のチョイスは「豚きしめん」。
きしめんは、つるつるッとのど越しがよく、塊はほろほろと崩れるくらい柔らかく、だしは薄味で、おいしい!!と大満足。
見た目以上にたっぷりはいる丼だったらしく、おなかも満たされた様子。
食事の後は、デザートの部。
私は「クリームあんみつ」をいただきました。
粒あんと寒天、その上にはたっぷりのソフトクリームです。
そこに黒蜜をかけるのは甘すぎじゃないかな、と思いましたが、後半に挑戦したところ、甘ったるくなく、甘さにコクがでて、おいしくなりました。
娘は、白玉にソフトクリーム、抹茶のトッピングの「ソフト富士」。
トッピングされた抹茶のいい香り。
白玉大好きっ娘が大喜びの味でした。
どちらもソフトクリームがたっぷりでシアワセ♡
東京交通会館の地下には、私が幼い頃、身近に感じたことのある昭和レトロの雰囲気がたっぷり。
東京にこんなところがあったんだ、と驚きました。
どこか懐かしくてホッとする、そんな場所でほっこりした時間が過ごせました。
以前、こちらで少し書きましたが、長女は春からコロナの後遺症に悩まされていて、仕事は退職し、今は家で療養しながら通院しています。
症状は少しずつ良くなっている、と思いたいのですが、現実はそう簡単ではありません。
傍から見れば、良く、悪くなたり、を繰り返しているような感じです。
疲れやすいのは相変わらずで、調子いいからとすこし頑張ってしまうと、翌日はダルくて起きられず、本人がとても歯がゆい思いをしているのが伝わってきます。
(コロナの後遺症については、また別の記事で書こうと思います。)
猛暑であまり調子のよくなかった娘を連れ出すことに不安はあったのですが、大好きな甘味処や観劇に行けたことで、すこし気分が晴れたようで、なによりでした。
少しでも症状が軽くなることを祈ることしかできないのが歯がゆい、そんな毎日ですが、焦らず、ゆっくりと回復を見守っていこうと思います。