先月の話になりますが、年末年始の新幹線について、こんな発表があったのを覚えていらっしゃいますか?
JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線のゴールデンウィーク、お盆、年末年始の3大ピーク期において、「のぞみ」号を「全席指定席(自由席設定なし)」として運行する。2023年12月28日から2024年1月4日よりスタートする。
ということで、今年の12月28日から1月4日まで、新幹線「のぞみ」号に自由席はありません。
混雑緩和のため、混雑によるトラブルを回避するため、ということらしいです。
この30年余り、東京・京都間を何度も行き来してきた私です。
実はこれまで、年末年始でもお盆でも、新幹線は自由席一択でしたが、いつも座れていました。
無茶な態度の悪い乗客に遭遇することもありませんでした。
ラッキーだったのかしれません。
ただ、今回の発表を受けて、私も年末年始にのぞみを利用するとなると、指定を取らなくてはいけなくなります。
自由席料金にしか馴染みのない私です。
そこで、調べてみました。
「のぞみ」号を東京-京都間、年末年始に利用するといくらかかる?
のぞみの平常時の自由席と年末年始の指定席でどれくらい運賃に差があるのか、非常に気になるところです。
そこで、東京-京都間を、年末年始に、のぞみの指定席を利用した場合、の運賃を調べてみました。
まず基本となる東京・京都間の自由席の運賃について。
自由席はのぞみ、ひかり、こだま、どれを利用しても同じ13,320円です。
通常の指定席は、自由席プラス530円なので、13,850円になります。
次に、のぞみを利用する場合、のぞみ割増料金がかかるのを忘れてはいけません。
のぞみ割増料金は距離によって変わります。
東京~京都は320円です。
(ひかりやこだまにはありません)
さらに、年末年始は繁忙期に当たるので、指定料金も割増しになります。
繁忙期には400円割増しになるので、自由席プラス930円となり、14,250円になります。
ということで、片道金額14,570円になり
割増料金は
530+320+400=1,250円
となります。
年末年始にのぞみを利用した場合と、平常時の自由席の料金と比較すると、割増料金1,250円ということがわかりました。
まとめ
新幹線「のぞみ」号の東京~京都・自由席、指定席の料金は次の通りです。
・普通車(のぞみ、ひかり、こだま)自由席→13,320円
・のぞみ普通車指定席→14,170円(+850)
※ひかり、こだま普通車指定席→13,850円(+520円)
・繁忙期のぞみ普通車指定席→14,570円(+1,250円)
()はのぞみ自由席との比較
年末年始ののぞみ号指定席、東京~京都は、片道14,570円、往復なら29,140円になります。
おとな一人当たり往復で2,500円の割増料金がかかります。
家族で移動するとなると、大人料金なら4人で10,000円!
のぞみをやめてひかりの自由席にしようかな、
ひかりが混雑しそう…
年末年始の移動はやめようか…
決断までに、しばらく時間がかかりそうです。