喫茶二十世紀に行ってきました
今年の11月1日、神宮前にオープンした喫茶二十世紀に行ってきました。
銀座線の外苑前から10分くらい歩くと、静かな街並みが続いています。
私、東京に住んで四半世紀になりますが、この辺りは初めて足を踏み入れました。
原宿や青山の人通りの多い場所からすこし離れただけでとても静かで驚きました。
どんなお店?
さて、こちらの喫茶店、お店自体は地下にあるので、外から店内を見ることはできません。
入り口にある小ぢんまりとたたずむ電飾看板をうっかり見落とすと、通り過ぎてしまいますので、要注意です。
入り口から地下へ降りる途中には、レトロなレジスターやメニューサンプルが並ぶショーケースが置かれています。
昭和のにおいがプンプンします。
その先の階段をおりたところが、喫茶店の入り口です。
今はちょうどクリスマスシーズンで、クリスマスのオーナメントが飾られていて、とてもきれいでした。
店内には、カウンター席とテーブル席、8人掛けのダイニングテーブルがありました。
座る場所によってテーブルや椅子のデザインが違うのは、諸々の事情で閉店を余儀なくされた名店から譲り受けたものだから、なのだそうです。
現在は、事前予約が必要で、どの席になるかは着いてからのお楽しみ、で、私たち二人(娘と私)は、奥の壁から天井にかけてアーチ型になっているカウンター席に案内されました。
カウンター席からみた眺めです。
右側にダイニングテーブル、正面奥がテーブル席、その奥にクリスマスツリーがあるテラスが見えます。
ちょうどお昼時でしたので、たらこスパゲティと柚子シロップのソーダ割り、食後にプリンとコーヒーを注文しました。
たらこスパゲティは、たらこクリームを絡めたパスタの上にシソとカイワレ大根がたっぷり。
食べるときに上下をしっかり混ぜ合わせていただきます。シソとカイワレと濃厚なクリームパスタとのバランスが最高で、とても美味しかったです。
下は娘が注文したさばマヨサンドです。
デザートのプリンは、プリン×プリンと名付けられているだけあって、本当にプリンプリンで笑っちゃいました。
ほかのお客さん同様、食べる前にゆらゆら揺らして、おまけに動画もとってからいただきました。
手作りのやさしい味のプリンで、次のチャンスがあればまた注文したいです。
食後のコーヒーは、ラスクつき。
ラスクはクリスマススペシャルで、ジンジャークッキーの型抜きがされていました。
喫茶二十世紀の雰囲気は、あったかくて、とても落ち着く感じ。
本を片手にずーっと座っていたい、とても居心地のよい空間でした。
BGMがめちゃくちゃ気に入ってしまって、店員さんにお店に流れている曲のアルバムタイトルを教えてもらう、という人生初の体験をしました。
(帰ってゲットしました!)
実はこの喫茶店、トニセン(もとV6の坂本さん、長野さん、井ノ原さん)の3人が、店内のデザインからメニューの開発まで関わっています。
居心地の良い喫茶店が減ってきている、そんな現状に寂しさを感じた3人が、2年かけて準備を整えて作ったお店です。
(トイレのつもりで扉を開けると、こんな感じでびっくりしました。)
なので、いろんなこだわりがつまったお店になっています。
そういうわけで、今はまだ予約が取りにくいのが現状です、が、とれないわけではありませんので、興味のある方は、あきらめずにトライしてください。
予約について
予約は毎月1日、日付の変わった0時から開始されます。
詳細はこちらのサイトからどうぞ。
《注意!》予約時間に遅れそうになったら…
予約制なので、連絡なしで予約時間を15分過ぎてしまうと、キャンセル扱いになってしまいます。
もしも予約時間に遅れそうになったら、とにかく電話で連絡を入れましょう。
実は私たちも、遅刻してしまいました。でも、事前にお店に連絡を入れたのでキャンセルにならずにすみました。
店員さんはみなさんとても感じの良い方々ばかりなので心配いりませんよ。
おまけ
帰り道、青山熊野神社に茅の輪がありましたので、茅の輪くぐりをしてきました。
青山に神社があるのも驚きの発見でした。
こんなお店が近所にもあったら、毎日通いたい!!
そんな素敵なお店でした。
(値段は別として、ですが💦)