HANAのおと

hanaの雑記帳。あんなことやこんなことを乗り越えて、たどりついた今がある。アラフィフ、これからが面白いと思うんです…

MENU

【子育て】雨の日も晴れの日も長ぐつにかさで行こう!

★おすすめ絵本を追記しました(12/26)

 

出かける前は、天気予報を見ています。
「日中は薄日が差すところもありますが、夜から明日にかけてはあいにくの雨となるでしょう」
雨か…
何となく残念な気分です。
ビショビショ、冷たい、暗い、ジメジメ 
思いつくのはマイナスイメージの言葉ばかり。
でも小さな子どもの柔らか頭は、雨も楽しい!と感じるようにできているようです。

 

子どもは雨の日が好き?

f:id:hanahirako:20191218224021j:plain


息子や娘たちが小さいころ、雨の日でも外に出るのが大好きでした。
普段着られないレインコートを着て、長靴をはき、お気に入りの絵のついた傘をさして歩けるから。
せまい家の中でわいわいやっているなら、思い切って外へ連れ出した方が、私もイライラしなくていいかな、と雨の日の散歩を始めたのがきっかけです。


パラパラと傘に落ちてくる雨の音がおもしろい、
水たまりの上をバシャバシャと歩くのが楽しい、
傘もいいけど、フードをかぶって傘なしで雨の中を歩くのはもっと楽しい

降りしきる雨の中でも楽しそうに、キャーキャーとはしゃいでいました。
そんな楽しそうな顔を見ていると、私も楽しくなって、最後はいっしょに水たまりをバシャバシャ。

今思うと、子どもが小さいからこそできた遊びだったんですね。

みんな雨でも晴れでも関係なく、外に遊びに行くのが大好きでした。
玄関のドアを開けるとワーッと駆け出していく姿を見て、せまい小屋にいた子羊が広い放牧上に放たれたみたいだなあ、と思っていました。

 

晴れても長靴をはきたがる娘の対処法

 

f:id:hanahirako:20191218224012j:plain

長ぐつをはいて、傘をさして歩くのは、雨の日なら当たりまえ。
でも、青空の下だと、ちょっと待って!となるでしょう?

 

その日は晴れ渡った青空、お日さまの光がまぶしい朝でした。

さあ、保育園に行くよ!クツはいてね。

と足元を見ると、娘は長ぐつをはいている。

え?今日はお日さまピッカピカだよ?雨降ってないよ。
うん、これがいいの。
長ぐつは雨の日にはこうよ、きょうはこっちのウサギさんのクツにしよう
いいの、今日も長ぐつはきたい
でも、雨降ってないしおかしいよ
雨降ってないと長ぐつダメなの?
いやいや、だめではないけど、おかしいなーって言われちゃうかもよ
そんなことない!
それに、長ぐつは暑いでしょ
暑くない!
お外で遊ぶとき、走りにくいよ
いいの!
……

わかった。わかった。もういいよ、それでいこ。

と、私の負け。
この日から娘はゾウさんのかいた青い長ぐつをはき、ピンクに白の水玉模様の傘をさして登園しました。毎日です。
先生に事情を話して、外遊び用の運動靴を別に持参して、下駄箱の長ぐつの横に置いておくことにしました。

お気に入りの長ぐつで登園する娘に、お友達の先輩パパは、
今日も長ぐつだね?かわいい長ぐつだね~。
とほめてくれ、満面の笑みの娘。
後で聞いたら、お友達と遊ぶときは運動靴だった、とのこと。
それなら、最初からクツで行けばいいのに。

そしてこれが数日、イヤ、数週間も続いたでしょうか。
長ぐつ登園はある日突然中止となりました。あんなに好きだといっていた長ぐつも、ある時からぱったりとはかなくなったのです。何の理由も知らされないまま状況が変わってしまうと、こんどはこちらがついていけず、

長ぐつじゃなくていいの?お友達に何か言われた?
なんて、よけいな心配をするという妙なことになりました。

彼女は、気がすむまで長ぐつをはいて、もう十分満足したから、普通のクツにもどることにした。もう十分長靴を楽しめた、って思ったんじゃない?だって、靴の方が歩くのも走るのも楽だし、それは子どもだっていっしょでしょ。
先生はそうおっしゃっていました。

やりたい、といった時はやらせてみればいいんだな。
たとえそれが、世間様から見て妙な格好でも、気がすむまで見守ろう。
子どもはいつまでも同じじゃない、いつか変化するときが来るんだな。
それが、成長ってことなのか。
そんなふうに思いました。

 近頃、雨の日に憂鬱な顔をして登校する娘を見ながら、大きくなっちゃったなぁ、とちょっぴり寂しくなりました。


 

字のない絵本『かさ』 

最後に、私の大好きな雨の日の絵本を紹介します。

f:id:hanahirako:20191226154310j:plain

 かさ (ジョイフルえほん傑作集 10) 作・絵 太田 大八

表紙の絵からわかるように、赤い傘のほかは、すべて白と黒だけで描かれています。そして、文字がありません。
降り出した雨の中、女の子が駅までお父さんを迎えに行きます。
自分は赤い傘をさし、手には黒い傘を持って。
公園を通り、お店屋さんの前を通り、途中で顔見知りのお友達とお母さんに出会ったり。黒い線だけで描かれた景色のなかに、女の子の赤い傘がパッと目を引きます。
人ごみに紛れていても、女の子の居場所が一目でわかります。
駅の出口でお父さんに無事傘を届けることができた女の子。
帰り道では、ステキなごほうびも待っています。


この絵本、初版は1975年です。昭和でいうと50年です。町の様子や人物描写など、自分の子ども時代に見たものがそのままで、身近に感じるものばかり。大人が好きになってしまう可能性大です。