今日の晩ごはん、何にしようかな?
金曜日だから、カレーが食べたい!
わかった。じゃあ今晩はカレーにしようか。
1月22日は《カレーの日》だからね!
やった~! え? カレーの日? そんなのあるんだ?
1月22日が《カレーの日》になったわけ
カレー記念日ができたのは今から39年前の1982年のこと。
全国学校給食栄養士協議会(学校給食に携わるところ)によって制定されました。
その全国学校給食栄養士協議会の創設20周年を記念して、
「給食の意義を考える」という名目で、
全国の小・中学校で同じ給食を出そうと《全国統一献立日》が企画されました。
その《全国統一献立日》が1月22日だったのです。
全国統一献立日の給食を何にするのか検討した結果、全国でいちばん人気の高いカレーに決まりました。
それでカレーの日になったんだ
ところが、当時はこの《全国統一献立日》がかなり物議を醸し、給食の管理化、さらには教育管理のあり方などの問題にまで発展。
実施されるまでに新聞紙上などで賛成、反対の大論争が起こったとか。
そんな状況だったので、全国統一とはいうものの、実施した学校は6割程度(2割という説も)だったそうです。
《カレー記念日》もある
もう一つ《横浜・カレー記念日》という日もあります。
こちらは、6月2日。
なんで?
日米修好通商条約の締結によって横浜港が開港されたのは知ってるよね
それが1858年6月2日だったんだ
それ以降、横浜港を窓口として、外国から日本に西洋のさまざまな食べ物が伝わるようになります。
牛乳、パン、アイスクリーム、そしてカレーもまた横浜にやってきました。
ということで、日本ではじめてカレーが伝わった横浜港の開港日が《横浜カレー記念日》になったのです。
制定したのは横濱カレーミュージアム(2001年~2007年)です。
カレー伝来の地は横浜説が有力だけど…
カレーが伝わったのは横浜って説が有力だけど、他の説もあるんだよね。
カレー伝来の地については、開国期に居留地のあった横浜が最有力とされているけど、実はほかにもあります。
北海道と横須賀です。
北海道は…
明治維新後の新政府は、開拓のために多くの外国人を顧問として雇い入れ、北海道に派遣したんだ。
札幌農学校『現・他移動大学)の初代教頭・クラーク博士は有名だね
そうした外国人によってカレーが北海道に伝えられ全国に広まったという説だ。実際、農学校の生徒たちは洋食(主食はパン)を食べるように言われたけど、どうしても米を食べたいという要望に応えてカレーだけは(米と食べることを)例外として認めたという逸話も残っているそうだよ。
横須賀は…
横須賀は戦前は軍港として栄えて海軍の駐屯地でもあった街だから、明治時代の海軍の食事にカレー作りが取り入れられていたって記録があるんだけど、具体的な年はわかっていないんだ。
参考 カレーの雑学
おまけ
22日はショートケーキの日でもある
22日つながりでもう一つ。
今日は1月22日ですが、毎月22日はショートケーキの日です。
宮城県仙台市の洋菓子店カウベルによって2007年に制定されました。
なぜ22日がショートケーキの日かというと
カレンダーを見て。
22日の上が15(=いちご)日でしょ。
上にいちご(15)がのっているから22日はショートケーキの日というわけです。
2021年1月現在、銀座コージーコーナーでは《ショートケーキの日》にちなんで、毎月22日はショートケーキが10%offで販売されています。
今日は帰りにショートケーキ買って来て~