北欧フィンランドのとってもかわいくて素敵な映画を紹介します。
ストーリー
オンネリとアンネリはとても仲のいい女の子。
ある日、二人は散歩の途中で拾った封筒を、町のおまわりさんに届けます。
おまわりさんが封筒の中を確認したところ、「正直者にあげます」と書かれた手紙と大金が入っていました。
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おまわりさんにどこから見ても正直者だと認められたオンネリとアンネリは、その大金をもらえることに。
二人は、そのお金で不思議なおばあさんから水色の二階建ての素敵な家を買い、二人暮らし始めるのです。
その家は、ベッドが二つ、かわいい洋服がたくさん入ったクローゼットが二つ、バスタブも二つ…
まるで、二人が暮らすために用意されていたようです。
そして、ご近所さんはユニークな人ばかり。
広い庭に不思議な植物を育てているおばさんの姉妹は魔法が使えたり、陰気でとても気難しそうな女性は、何か事情を抱えているみたいで…。
そんなご近所さんたちともうちとけて仲良くなった二人は、毎日が楽しくてたまらない様子。
そこにドキドキ、わくわくするような事件が起こり、物語から目が離せなくなります。
本国フィンランドでも大人気
この映画の原作は、マリヤッタ・クレンニエミ(1918-2004)の児童文学「オンネリとアンネリシリーズ」の第1作目『オンネリとアンネリのおうち』(1966)です。
2作目は『オンネリとアンネリのふゆ』(1968)、さらに『オンネリとアンネリとみなしごたち』(1971)、『オンネリとアンネリとねむり時計』(1984)(日本未公開)と続きます。
シリーズは、原作同様に映画化されていて、フィンランドでは5人に1人が観ているというほど人気の作品です。
マリヤッタ・クレンニエミ(Marjatta Kurenniemi)
1918年に生まれる。1946年に「赤蟻ブッケの冒険」でデビュー。やがて30作品を著し、そのうち5作品で自国フィンランドをはじめ、北欧の児童文学賞を受賞。また、200作品にものぼる海外児童文学の翻訳なども手がけている。本作「オンネリとアンネリのおうち」は1966年に出版され、のちに「オンネリとアンネリのふゆ」(1968年)と他2作品がシリーズとして発表された。
インテリアや雑貨、ファッションにも大注目!
この映画、北欧らしいポップなインテリアが素敵です。
さらに、ちょっとおませな女の子たちのファッションがとってもキュートなのです。
こんなかわいくてセンスのいい部屋に住んでみたい!
女の子の憧れがめいっぱい詰め込まれた世界です。
ご近所の住人のみなさんも、それぞれがとても個性的な家に住み、フッションも一度見たら忘れられないくらいユニーク。
とにかくかわいい二人を見てください!
とにかく主役の二人の女の子が良いんです、
ちょっとおませでかわいくて、どんなファッションもばっちり着こなしているのがまたキュート。
北欧の自然豊かな風景と、素敵なインテリアや二人のファッションにも大注目の作品です。
ぜひ、お子さんといっしょに北欧の夏を満喫してください。
『オンネリとアンネリのおうち』2014年製作|80分
製作国:フィンランド
原題:Onneli ja Anneli
監督:サーラ・カンテル
原作:マリヤッタ・クレンニエミ
脚本:サーラ・カンテル、サミ・ケスキ=バハラ
出演:アーバ・メリカント、リリャ・レフト、エイヤ・アフボ、ヤッコ・サアリルアマ、ヨハンナ・アフ・シュルテン、エリナ・クニヒティラ、キティ・コッコネン他
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