私は子どものころからアトピー性皮膚炎で、かゆみと闘ってきました。
今はかなり落ち着いていますが、ちょうど今頃の時期、季節の変わり目は肌がかゆくなりがち。
特に、目や口のまわり、首やひじの裏などが危険地帯で、むずがゆくなってかきたい衝動に駆られ、手が伸びそうになります。
危ないぞ!と思ったら、早く寝ること、実はこれがかゆみを悪化させないいちばんの薬です。
手洗いがツラくなってきた
3年ほど前から、ようやくアトピーの症状が少し落ち着いてきました。
肌の赤みも、かゆみも、それほどひどくなることもなくなって、やれやれ、と思っておりました。
ところが、
コロナウィルスの感染予防のため、外出から戻ったら石けんで手を洗い、うがいをすること!
最近、この手洗いのおかげで厄介な症状が出始めました。
1日に何度も石けんを使うようになったら、手が荒れはじめたのです。
手が荒れる始めると皮膚がカサカサになってくる
→かゆくなる
→我慢できずに、かく
→皮膚が傷つく
→ハンドクリームを塗るとしみたり、さらにかゆくなる
→またかく
→流血。
まさに悪循環。
石けん変えました
かきむしる事態になる前に、対策を!
そこで今日から石けんを変えました。
我が家で使っている手洗い用の石けんは、液体石けん、キレイキレイ(ライオン)です。
私以外の家族はそれでまったく問題ないので、私専用の石けんを用意しました。
それがこちらです。
地の塩社のよもぎ石鹸です。
天然油脂由来の石けんとよもぎエキスだけを成分としたせっけん です。
チノシオのこだわりの熊本県産よもぎ
今から40年以上も前、地の塩社の創業者は、当時無添加石けんに植物エキスを入れるという発想があまりなかった時代によもぎの力に着目しました。
当社のよもぎは、日本で最多の名水百選に選ばれるくらいきれいな水源が多い熊本県で採れ、そのきれいな水を創り出す世界でも有数の大型カルデラをもつ阿蘇山を中心とした豊かな自然環境の恩恵を受け育っています。この熊本県阿蘇周辺で採取されたよもぎのエキスを、当社独自の製法で天然油脂原料の無添加せっけんに配合しています。
何度もねり込み工程を行い、ヨモギエキス(保湿成分)のよさを活かした、クリーミーで豊かな泡立ちでうるおいを保ちながら、なめらかに洗い上げるこだわりのせっけんなのです。
※エデト酸塩、着色料、香料等の添加物は一切使用していません。
よもぎ色の石けんです。
ほのかによもぎの香りがします。
細かいよもぎの葉っぱもそのまま入っています。
顏も体もこれで洗っています。
ネットで泡立てると、モコモコのいい泡がたちます!
洗い上がりはしっとりして突っ張り感はゼロ。
かゆくなりません。
よもぎ石けんを使い始めたころの話
実は、私がこのよもぎ石けんに出会ったのは20年ほど前です。
ちょうどおなかに最初の子がいた時です。
両方の手の甲から指先にかけてが恐ろしくかゆくなり、かきむしって、かさぶたができ、周りの人から
その手どうしたの?
と驚かれるほどでした。
妊娠が原因かどうかわかりませんでしたが、
お腹の子どもにこんなふうにアトピーの症状が出たらかわいそうだな
と、そればかり考えておりました。
心配でたまらなくなってお医者さんに相談したら、忘れもしない、こんな答えが返ってきました。
お母さんに(アトピーのひどい症状が)出てるから、きっと赤ちゃんには出ないよ
それ以来、かゆくなった時は
赤ちゃんに出る分が私に出てるんだ、
と我慢できるようになりました。
おかげさまで、先生の予言通り赤ちゃんにはまったくアトピー性皮膚炎の症状はありませんでした。
出産後、手の症状は少し落ち着いたものの、手の指の間がかゆくて皮膚がぽろぽろとはがれ落ちる状態は続いていました。
皮膚科では強めのステロイド剤をぬり、手袋をするようにと言われたのですが、
乳幼児がいるのに、そんなことしてられない!
結局、保湿剤の入ったクリームだけでしのいでいたのですが、傷ついた皮膚にクリームを塗るとカユ痛いのです。
そんなとき、母にこの石けんを薦められました。
さっそく使ってみると、全然しみないしかゆくもなりませんでした。
それ以来、顔も体もこの石けんで洗っていました。
私のアトピーは、ゆっくりと時間をかけて症状が落ち着いてきました。
ストレスや不規則な生活、偏った食事が続くとすぐに逆戻りですが。
そして2年ほど前に、たまたま娘が使っていた牛乳石けんを使ってみたことがありました。
肌の調子も良くて、買い置きのよもぎ石けんがなかったので
1回くらいなら別の石けんでもいいや、
と思って。
カサカサになるかな?
それが、大丈夫でした。
牛乳石けんならスーパーで買えるし、値段も安いので、それ以来よもぎ石けんとはご無沙汰になってしまったわけなのです。
ところが、最近の石けんで手洗いやアルコール消毒(で手をこする)の繰り返しで、皮膚が弱くなってしまったかも。
しばらくは、このよもぎ石けんに頼ってみます。
よもぎ石けんを使うときの注意
よもぎ石けんは、水にぬれたままにしておくとやわらかくなりやすく、とけてしまいます。
そのため、(少し面倒ですが)使い終わったら早めに水分を切って、乾かした方がいいです。
家では、お風呂で使った後、水が切れるトレーにのせて湿気の少ない場所に出しておくようにしています。
さらに私は、半分に切ってから使っています。
多少長持ちするような気がするので。
肌にやさしい石けんをお探しの方、一度お試しあれ!
最後までお付き合いありがとうございました。