HANAのおと

50代主婦hanaの雑記帳。おもしろい、役に立つ、覚えておきたいことをあれこれと書いています

薬膳料理で夏バテ&疲労回復

※本サイトには広告・プロモーションが含まれます

薬膳料理で夏バテ&疲労回復

 

みなさま、残暑お見舞い申し上げます。

猛暑に豪雨に雷に、と、疲労困憊の夏が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか?


私は、お盆で帰省したときに、実家の近くにある薬膳料理のお店に行ってきました。

猛暑、酷暑で疲れているから、身体にやさしい薬膳料理を食べに行きたいね、

というわけで、両親(87歳と82歳)、私、娘二人の5人で出かけました。

場所は京阪石山寺駅から瀬田川沿い歩いて5分くらいのところにある「茶館喫茶去(さかんきっさこ)」というお店です。

こじんまりとした2階建ての店内は、食ベログによると64席あるそうです。

事前に予約を入れていたので、目の前を流れる瀬田川がよく見える1階のテーブル席を用意していただきました。

実のところ、瀬田川は子どもの頃から毎日見ているので、特別感はありません。

予約の電話を入れたとき、

瀬田川が見えるお席がいいですか?

と聞かれて、

はい、そうですね。

と答えたものの、正直、見えても見なくてもどっちでもいいんだけど…と思っていたのです。

が、店内にゆったりと腰かけて大きな窓越しに見えたのは、水量たっぷりで悠々と流れる美しい川景色でした。

 

瀬田川の眺め

 

雨で水量が増えたのかな?今日は川の水が多いね。

洗堰(下流にある水門)をあまり開けてないのかな?

こうして見ると、なかなかいい景色だね~。

そんなおしゃべりをしているとお料理が運ばれてきました。

 

季節に合った薬膳料理

 

喫茶去 季節のおかゆ

こちらは季節のお粥(大)です。

お粥は月替わりで、今月は冬瓜のお粥でした。

お粥の中に小さく切った冬瓜が入っていて、やさしい味。

トッピング用にハト麦と梅干しとザーサイがついてきました。

味の変化を楽しみながら、ゆっくりいただきます。

 

 

喫茶去 選べる点心セット

 

私がいただいた選べる点心セットの中の点心三種盛り(税込1,500円)です。

少しずつ、いろんな種類を食べたい私にはぴったりでした。

蒸し餃子(2種)、季節のお粥・小(特製塩、ハト麦、梅干しつき)、花焼売、季節の肉まん(トマトやビーツ)、ちまき、季節のゼリー

お粥は冬瓜入りのお粥で、特製塩(赤紫の塩にはビーツを使用)とサクサクのハト麦、梅干しがついています。

季節の肉まんは、皮にトマトやビーツが入っていて、餡には山薬という滋養強壮効果のある生薬が入っているそうです。

皮に使われる野菜は、季節によって変わります。春は緑、夏は赤、秋は黄、冬は黒、という具合です。

生薬も、春は花粉症やアレルギー、鼻炎に効果のあるもの、冬は体をたためるもの、など季節に合わせた生薬が入ります。

季節ごとに味が変わるので、別の季節にもまた来たくなります。

 

お料理をいただいているうちに、おなかがじんわりとあたたかくなってきました。

 

季節のお茶とデザート

お料理のあとは、デザートとお茶の時間です。

 

喫茶去 ブレンド茶

こちらは薬膳ゼリーです。

ゼリーはそれほど甘くなくさっぱりとした食べやすい味、なにが入っているのかわかりませんが、身体に良さそうな味?がしました。

ゼリーといっしょに入っているのはなつめや青い干しブドウです。

 

ブレンド茶

 

お茶は2種類いただきました。

まず最初にテーブルの上にアツアツのお湯が入った鉄瓶が運ばれてきて、一煎目はお店の方が入れてくださいました。

お茶が入ったガラスの急須にお湯を注いで待つこと1分。

砂時計で時間を測ります。

1分たったところで、急須のお茶を茶海と呼ばれるガラスの器に移し、そこから小さなお湯のみに注ぎ分けます。

茶海に入れるのは濃さを均一にするため、だそうです。

 

写真左側、赤い急須のお茶は「花果茶(はなかちゃ)」です。

洛神花(ハイビスカス)、麗めいくい(ハマナスの赤い蕾を乾燥させたもの)、陳皮、そしていろんな種類のドライフルーツが入ったフルーティなお茶。

赤がきれいで、見ているだけで元気が湧いてくるようです。

花果茶は、最初は酸味が強く、後になるにしたがって上品な花の味と香りが味わえました。

 

右側の黄色いお茶は、茶館喫茶去特製、夏の黄金ブレンド茶「黄金華茶(おうごんはなちゃ)」(ゴールドティー)です。

のどにいい桂花(きんもくせい)とビタミンCたっぷりのミカンとパインをブレンドしたお茶。

最初はショウガ糖と蜜なつめの甘さが強く、かなり甘いお茶という印象でした。

それが、2煎、3煎と淹れていくと甘味が薄れてミカンやパインのさわやかな味がして、ぐんと飲みやすくなりました。

 

茶海

 

2煎目からは自分たちで淹れます。

お湯を注いだら、待つ時間を30秒ずつ長くしてください、5煎ぐらいは飲めますよ、

と教わりました。

大きめのおちょこくらいの湯飲みで少しずつ飲むお茶は、とても贅沢なお味。

1煎目は酸味が強かったのに、2煎、3煎と淹れていくうちに花の香りを感じるようになったり、最初は甘味が強かったのが、フルーティーに変わったりと、一煎ごとに味の変化が楽しめました。

 

そうこうしているうちに、気がつけば2時間もたっていました。

お腹も心も満足して外に出ると、来るときは暑さにうんざりだったのに、

暑いけど元気だわ!

薬膳が効いてきたわ!

と母も上機嫌。

日中の暑さに外出するかどうか迷いましたが、思い切って出てきてよかったです。

 

帰り際、目の前の瀬田川には、サップを楽しむ人たちが浮かんでいました。

ええっ? この川で!? 

サップやるの!?

子どもの頃は考えられなかった光景です。

時代の流れを感じました。

 

瀬田川のサップ

 

サップはともかく…

お近くにお越しの際は茶館喫茶去、ぜひ寄ってみてください。

 

お店の詳細はこちらからどうぞ。

↓↓↓

茶館喫茶去

 

まだしばらくは猛暑の勢いが衰えないようです。

無理せず、頑張りすぎず、厳しい暑さを凌いでまいりましょう。

 

にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村