]この間まで足元をちょろちょろしていた3人兄妹の末っ子も、はや大学生になりました。
どうりで五十肩にもなるはずだわ~
そんな私は少し前、1週間ほどシュラフ(寝袋)生活を送ってきました。
といってもキャンプで野外生活を送ったわけではありません。
じつは一人暮らしを始めた末娘のところに手伝いに行ったのです。
そのとき初めてシュラフで寝たのですが、これが想像とはかなり違っていたので、ちょっと紹介しますね。
一人暮らしの部屋に予備の寝具は必要?
一人暮らしといってもいろいろなシチュエーションがありますが、ウチはまだ学生ですから必要最低限の小ぢんまりした部屋です。
場所は北海道。ですから、東京から日帰りでちょっと行ってくるわ~、というわけにはいきません。
今回のように親や知り合いが行けば泊まりになる、するとやはり寝具がないと困ります。
私が行ったのは4月になったばかりの頃。
あたたかい時期ならまだしも、北海道の4月は東京でいえば真冬。
いや気温は東京の真冬以上に低い日もありましたから。
道路からかき集めてきた雪の山が、溶けずに残っていました。
どう考えても予備の寝具は必要だな、と判断し、購入することにしました。
予備の寝具は布団かシュラフ(寝袋)か、どうする?
予備の寝具を購入することは決まりました。
さて、その寝具ですが
布団にするかシュラフにするか
で迷いました。
6畳の部屋の収納場所は、たたみ一畳分の押入れだけです。
そこに布団を入れると押入れの空きが、かなり少なくなってしまいます。
場所を取らない、ということを考えればシュラフがいいなぁと思いました。が、
寝心地はどうなんだろう?
布団の方がぐっすり眠れる気がするなぁ…
シュラフで寝たことがない私にとっては、布団の方が安心感があります。
それに1週間、毎日使うのですから、寝心地が悪いとしんどい。
睡眠不足は翌日の体調にひびくお年頃、ですから。
それに、外の気温は夜になるとマイナス10℃近くなると聞いていたので、
寒くて眠れなかったらどうしよう?
なんてことも頭をよぎりました。(年々寒がりになっているワタシ)
シュラフを購入しました、選んでよかった? それとも…
布団にするかシュラフにするか迷った末、収納スペースを重視してシュラフを購入することに決めました。ですが、私はシュラフのことはあまりよく知りませんでした。
ネットで調べて、数あるシュラフの中から、耐寒温度が低くてコンパクトに収納できる、そして購入者の評価もそこそこあるものを選びました。
私が購入したのはこれと同じものです。(注意:画像をクリックするとAmazonにとびます)
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調べたところによると、シュラフには封筒型とマミー型と呼ばれる2種類があって、こちらは封筒型です。
封筒型というのは四角い紙を半分に折って封筒にしたような形で、長方形のうち3辺がファスナーになっています。寝るときは、封筒の入り口からもぐりこみます。
暑いときはファスナーを開けて1枚の掛布団のように広げたり、2枚並べてファスナーをつなげて使うこともできます。
一方、マミー型はミノムシのような形です。一人用で封筒型より暖かく、この寝袋に入って寝ている姿がミイラに似ていることからマミー型と呼ばれるようになったそうです。
☟マミー型の一例(注意:画像をクリックするとAmazonにとびます)
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寝心地
シュラフで寝てみた感想は、思っていたよりずっと快適でした。
寝るときは、床にカーペットを敷いた上にシュラフを置きました。ただ、カーペットだけでは硬いので、シュラフの中にタオルケットを一枚敷きました。
(シュラフと脚付きマットレス)
パジャマはスウェットの上下です。
シュラフにもぐりこむと、すぐにホカホカとぬくもりに包まれました
うわ~、気持ちいい~
シュラフ1枚でこんなにあったかいんだ!というのが一番の感想です。
軽くてあったかい、そして布団のようにずれないのもいい。
広さも十分で、中で寝返りも打てるくらい余裕がありました。
頭部には紐があって、それを引っぱると顔の周辺まで包み込まれるようになるので、襟元から冷たい空気が入ってくることもない。
たとえて言うなら、パーカーのフードの紐を引っぱったときのような感じです。
実物を見るまでは、もし寝心地が悪かったら娘のベッドと交換してもらう、という約束だったのですが、シュラフがとても気に入ったので、1週間ずっとシュラフで寝てました。
収納
シュラフの寝心地があまりにも良かったのて、ウチにも一つ買おうかしらと思っているくらいです。
そんなシュラフ、届いた時はこんな袋に入っていてでサンドバッグみたいでした。
脚付きマットレスのときもそうでしたが、この中に本当に収まっているのかしら?と思うほど小さかったです。
かたく巻かれて、キッチキチに入っていました
袋から出すのにてこずりました。
なかなか出でこなくて💦
そして
一度出すともう元には戻せない
どんなに頑張っても、元の収納袋には入りませんでした。
諦めて箱に収納。
それでも布団を1セット置くことを思えば保管場所は狭くて済みます。
価格
5,980円でした。
耐寒温度が一番低いタイプを選びました。
一人暮らしの予備の寝具はシュラフがおすすめ
今回初めて体験したシュラフ。
ホカホカしたぬくもりにくるまれる快感、は最高に気持ちよかったです。
布団のように寝返りを打って手足がはみ出すこともありません。
片づけるときは何枚も畳んで仕舞う手間もありません。
丸洗いもできるし、干すときも軽くて手間いらずです。
一度出すと元の袋にははいらなくなる、という問題はありましたが、布団に比べれば収納場所は小くてすみます。
もし、予備の寝具があった方がいいかなぁとお考えなら、シュラフ、いいですよ! おすすめです。
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