ルスカスを育てるようになって10か月余りたちました。
花瓶にさしている切り花(枝)なので、正しくは育てるというより”生けている”ですが。
まさか水だけでこれほど長持ちするとは思っていませんでした。
とにかく丈夫で長持ち。一冬を越したルスカスの様子をご覧ください。
ルスカスって何?
ルスカス、ってあまり聞いたことがない名前ですよね。
私も、昨年の5月までは知りませんでした。
ルスカスというのは高さセンチほどになる常緑の低木で、見た目は榊に似ています。
切り花として長く日持ちするので、生け花やブーケなどに使われているそうですので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
うちのルスカスも花束に入っていました。昨年の5月のことです。
もちろん花はとっくに枯れてしまいましたが、ルスカスだけは今でも青々とした葉をつけています。
ルスカスはその緑の濃い楕円形の葉に特徴があって、葉に見えるそれは実は葉ではないのです。
葉ではなく枝が変化したもので「葉状枝」といいます。
その葉状枝に花をつけるので、その様子がまるで葉っぱの真ん中に花が咲いているみたいにみえるのです。
これまでのルスカス観察に日記はこちらに書いていますので、もしよかったらご覧ください。
【ルスカス】葉っぱの真ん中に花が咲く不思議な植物~その1 - HANAのおと
【ルスカス】葉っぱの真ん中に花が咲く不思議な植物~その2 もしや?これは花芽かも! - HANAのおと
【ルスカス】葉っぱの真ん中に花が咲く不思議な植物~その3 小さな花芽が増えてきた - HANAのおと
【ルスカス】葉っぱの真ん中に花が咲く不思議な植物~その4 ついに花が!? - HANAのおと
花が咲きました
前回の記事では花が咲きかけて終わってしまいましたが、その後すぐにまた別の花が咲きました。今度はきれいに花びらが開きました。
2つ目の花が咲きました!
— HANA📒 (@HANA19892407) 2021年2月1日
今度は花が開いた感じがしますよね。#葉っぱから花が咲く#ルスカス pic.twitter.com/mL4KXNNOt6
とても小さくてかわいかったです。
水に差しておくだけでこんなに長持ちして、おまけに花まで咲くなんて、本当に不思議な植物です。
ルスカス、現在の様子
その後、ほかの葉状枝にもつぼみがたくさんできたので、全部咲いたらかわいいだろうなぁ、って楽しみにしていたのですが、この後、他の葉状枝のつぼみは膨らむところまで成長したら枯れてしまいました。
ショック!!
ただ、そんな葉状枝の中で1枚だけ元気な子がいます。
その葉状枝からは小さな芽みたいなのがたくさん出てきました。
花が咲かなくなったのは、こっちに養分を取られたせいかもしれません。
果たしてこの先はどうなるのでしょう?
図鑑やネットでルスカス情報を探してみるのですが、なかなか見つけられません。
ただ、土に差しても根は出てこないと書いてあったので、このまま見守っていこうと思います。
また何か変化があったら報告しますね!