高校のPTA役員をしている私HANAが役員の仕事について書いているシリーズ、今回はその3回目です。前回、昨年の12月までの活動について書きました。ここでは、今年になって1月から現在までの活動について、紹介します。
高校のPTA役員について
私には社会人の長男、大学生の長女、高校生の次女の3人の子どもがいます。PTA役員の経験は、小学校で3回(子ども一人につき1回がお約束でしたので)、中学校でも3回。高校でも3回目です。
高校のPTA役員はお約束ではありません。やらない方がほとんどです。やらなくても問題はありません。
ですから、
高校でも役員が回ってくるのかしら?
と心配されている方はご安心ください。やらなくても大丈夫です。(ただ、私の経験上の話ですので、もし違っていたらごめんなさい)
そして、もし、
役員やってみようかな? どんな感じかな?
と興味をお持ちの方は、この記事を参考にしていただければと思います。
なお、高校のPTAの組織図や委員会の内容、4月から12月までの活動の様子については、こちらの記事で紹介しています。もしよければ、ご覧になってください。
【高校のPTA】役員は忙しい?ー現役役員が語る体験談① - HANAのおと
【高校のPTA】役員は忙しい? ― 現役役員が語る体験談② 仕事内容~4月から12月 - HANAのおと
高校のPTA活動 1月~3月
現在、私が委員をしているのは、私立の中高一貫校で、娘は高校から入学しました。
(4月から高校3年生になりましたが、3年生になってからは、まだ一度も登校していません。)
PTA活動についても、異例の事態となっています。そのあたりは、詳しくは後述します。
1月の活動
第7回役員会
主な内容は以下の通りです。
・PTA会長の挨拶
・校長挨拶
・支部会の報告
・制服リサイクル販売(12月に実施)について、リサイクル委員長からの報告
・PTA役員の交流会(12月に実施)について、交流会責任者より報告
・広報委員長より広報誌の発行(12月)について報告
・役員選考委員長より 役員選考の経過報告
以上、ここまでは着席して報告を聞くだけ。
時間にして40分ほどです。
最後に一言お願いします
今回の役員会が今年度最後でした。つまり、1月の役員会への出席で1年間の役員全体としての仕事は終了というわけ。
そこで、会長含め全員(総勢86名)から「最後に一言ずつお願いします」という時間が設けられ、順番にマイクが回ってきました。
実は、4月の第1回目の役員会でも「一言ずつお願いします」タイムがあり、面食らってしまったのですが、この学校は2回、3回と役員を複数回経験している人が多いので、
ああ、これね。
みたいな反応が半数以上でした。ちょっとびっくり!
「またやりたい」という言葉が多かった
最後に一言、で多かったのが「来年度もぜひ戻ってきたいです!」ということば。
・子どもと会話が増えて楽しく活動できた
・(自分の)友だちができて、楽しく活動できた
・子どもは何も言わないけど、先生やPTAで仲良くなった方からいろんな情報を得られてよかった。
・役員のメンバーや先生と仲良くなれて楽しかった
・体育祭であんなに美味しいお弁当が支給されると思っていなかったので嬉しかった!
などなど、中には長く役員をされてきて、卒業するのが寂しい、と涙ながらに話される方もいました。部活を引退する心境に近いものがあるのかな、と思いました。
広報委員会は別枠です
ただ、広報委員の一部の人は例外で、お役御免までまだ少し時間があります。
広報誌は年に3回(5月、7月、12月)発行するのですが、5月号は前年度の委員が作ることになっています。私は広報委員なのですが、たまたまその5月号の担当なのです。それが完成するまでは、広報委員としてもうしばらくお仕事が残っているわけなのです。
2月の活動
1月で全体の仕事は終わりましたが、クラスの親睦会をしたい、という意見があったので、2月の初めに行いました。
最初は20名ほどが参加希望でしたが、コロナの影響でキャンセルが相次ぎ、やるかやらないかの瀬戸際に追い込まれましたが、開催しました。
参加者は10名ほどでかなり小ぢんまりした集まりになってしまいましたが、1テーブルで話ができたことはよかったです。子どもの話や、中学から通っている方から先生や学校の裏情報なんかも聞けて楽しい会になり、ホッとしました。
3月以降の活動
コロナウイルスの影響で、3月に入ると学校は休校、学年末テストも中止、卒業式は3年生と保護者だけになりました。娘は、3月には一日登校しただけです。もちろん部活の練習もできません。
その後は、遠隔授業や、送られてくる課題の提出に自宅で取り組む毎日です。
新年度はまだ一度も登校していません。
楽しみにしていた高校最後の体育祭もなくなってしまいました。
もちろんPTA活動もできていません。
広報誌に掲載する予定だった春休みの大学訪問や講習は中止、入学式も縮小して行うなど、かつてない事態てす。広報誌の記事も大幅に変更になるでしょう。担当者は集まれないので、LINE上でやり取りし、用意できる記事はメールで送る、そんな状態です。
学校が再開してすぐにPTAも活動できるのかどうか、それもまだわかりません。
中途半端な状態ですが、ことの次第を受け入れるしかありません。
さいごに
今回は1年間の総まとめとして、私の感想も書くつもりでおりました。本来、今頃は5月号は校了し、印刷からできあがってくるのを待っているはずでした。
ところが、まだ最後まで仕事が終わっていないどころか、原稿も揃っておらず、やり終えた感想が書けません。
学校が再開し、広報誌を無事に発行できたら、改めて1年を振り返ってみたいと思います。
中途半端な報告で申し訳ないのですが、どうかご了承ください。
最終学年をこのような形で迎えることになった今の高校3年生。
彼らは入試制度の見直しや、英語の受験方法の問題、また部活動では高校生活の最後となる競技大会の中止など、いろんな問題にぶち当たっています。
どうかくじけず前を向いて乗り越えてほしい!
そう願わずにはいられません。
最後までおつき合いいただき、ありがとうございました。