HANAのおと

50代主婦hanaの雑記帳。おもしろい、役に立つ、覚えておきたいことをあれこれと書いています

【絵本】『♪ピンポンパンポンプ―』話題の絵本、読みました

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12月に入って、ある本が気になっていました。

日販、トーハンの今週のベストセラーにも上位に入っている絵本です。

タイトルは、『♪ピンポンパンポンプー』。

この本は、11月26日に発売され、すぐに書店では売り切れが続出、Amazonや楽天では入荷予定が2週間先とかで、今すぐには手に入らないみたいです。

 

そんなに売れてる絵本って、どんな本なんだろう?

と興味津々。

わたしも早速読んでみました。

ちなみに私が購入した本は11月30日で第4刷発行のものでした。

ひえ~!!出たばっかりでもう4刷?

 

 

『♪ピンポンパンポンプ―』はこんな本でした

 

絵本 ♪ピンポンパンポンプ― 1


 

お話は、カピバラのこどもたち、女の子の“のんちゃん”と男の子の”びりーくん”の友情を描いた物語。

主人公の二人をはじめ、ゾウやペンギン、クマの親子にネズミの親子、ライオン、キリン、ブタにうさぎなどなど、いろんな動物が出てきます。

彼らはみんなのんびり―ランドの住人なんです。

カラフルでポップ、おしゃれでかわいい、そんな動物たちの絵が印象的です。

 

おはなしの内容をすこしだけ紹介します

のんちゃんとびりーくんは待ち合わせをしていました。

でも、約束の時間になってものんちゃんが来ません。

待っている間にのんちゃんのことをあれこれと考え始めるびりーくん。

びりーくんは、のんちゃんは自分が嫌いになったから来ないのかもしれない、と思い始めます。

そして、びりーくんの頭の中には、

のんちゃんのあんなとこがイヤだった、こんなこともイヤだった、

とイヤな思い出が浮かんできてしまいます。

でも、イヤな思い出にはまだ続きがあって、びりーくんはあることに気がつきます。

 

はたしてのんちゃんとびりーくんは会うことができるのでしょうか?

 

それは読んでみてのお楽しみ。

 

友だちってなんだろう、というテーマがじんわり伝わってくるおはなしでした。

ピンポンパンポンプ―裏表紙


 

番組の企画で生まれた本だった

 

実は、この本はテレビ朝日系の『中居正広のニュースな会』の番組企画で作られた本でした。

ストーリー執筆は古市憲寿さん。

キャラクター・デザインが劇団ひとりさん。

監修が中居正広さん。

私は番組を見ていないので知りませんでしたが、中居さんのファンや番組を見ている方はよくご存知だったはず。

だからこんなに売れてるんだ!!

絵本が作られることになったいきさつは、YouTubeにもあがっていました。

簡単に紹介すると、

コロナ禍で自宅にいる間に劇団ひとりさんが3Dプリンターを購入し、中居正広さんの会社(のんびりなかい)のロゴマークやグッズを作り始めました。
そして、グッズづくりの延長で、ひとりさんはカピバラの女の子と男の子 のんちゃんとびりーくんの人形を作って番組に持参。のんびりーらんどの住人という設定までできています。

それを見た中居さんたちは、

そのキャラクターを生かして何か作ろうよ、絵本がいいんじゃない?

ということになりました。


古市さんがストーリーの案を考えて翌週に発表。

原案として二つの物語ができていて(さすが!)1つは友情、1つは親子の絆がテーマでした。

企画会議の末、最終的に「友情、友だちってなんだろう」というテーマが採用されたんですね。

古市さんは、テーマに「友情」を選んだ理由をこんな風に話されていました。

これがあるから友だちだよ、と目に見えるものはない。

親子や夫婦のように、届け出や証明書もない。

だけどとても大切なもの。

そんな「友だち」のはかなさや難しさ、大切さを伝えたい。

と。

なるほど~

そんなふうにして生まれたストーリーを出版社に持ち込んで、出版が決定しました。

この本は番組の企画が実現して生まれた本だったのです。

数ヶ月にわたり、企画会議の様子や進行状況が放送されており、視聴者の気持ちもだんだん盛り上がっていったことでしょう。

どこまで進んだ?

ここまで来たか、

いよいよだ、

ついにできたか!

ってね。

 

ピンポンパンポンプ―のクリスマスカード

▲クリスマスカードが特典でついてきました。
 

 

素朴な疑問

 

絵本の表紙には中居正広、劇団ひとり、古市憲寿の名前が並んでます。

ここで一つ、おかしなことがあって、絵本なのに絵を描いた作家さんの名前が表紙にはないのです。

 

番組の出演者ではないので、番組のグッズと考えれば仕方ないのかなあ、と思いますが、絵本として書店に並べるなら絵を描いた作家さんの名前を表紙にのせるべきじゃないのかしら?

絵が素敵!でも作家さんの名前がわからないよ~

たしかに、古市さんの文章はお上手だと思います。

レビューを見ると、「読み聞かせながら泣きました」みたいなことが長文で書いてあったりもします。

でも、あの絵があるからキャラクターたちが生きてくるし、小さな子どもたちに彼らの気持ち、喜怒哀楽がちゃんと伝わるのは絵があるからなのに。

作家のお名前はどこ?

さがしてみたらありました。

ピンポンパンポンプ―の奥付


奥付に小さく載ってました。

この扱いは、絵に関しては番組がタッチしていないということだからでしょうか?

 

なんだかなぁ~

 

絵本なのに絵を描いた人の名前が奥付にしか載ってないっておかしくない?

 

そこのところが引っかかったけど、

 

かわいい絵本でした。

 

マガジンハウスさんの勝利?ですな。

 

 

 

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www.hanahirako.com

 

 

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