わが家には狭いベランダがあるんですが、そこに置いてあるプランターでニラを育てています。
ニラを植えたきっかけは
これ、ニラの種なんだけど、プランターでもどこでもパラパラッとまいておけば勝手につくよ、いいからやってみ
と知り合いからタネをもらったこと。
彼女の家の庭には、自然ににタネがこぼれて、ニラがいっぱい生えているそうなんです。
植物を育てるのは嫌いじゃないし、ニラなら料理にも使える、簡単に育てられるなら、やってみるか
と彼女に教わった通り、プランターの土の上にパラパラと種をまいておいたら、本当に芽が出てきました。
お店に並んでいるニラほど太くも長くもないですが、緑は濃いです。
そして、収穫したての茎、その切り口からしたたり落ちる水はびっくりするほど甘くておいしい。
子どもの頃、つつじやサルビアの花の蜜をチューチューやったのを思い出し、つい、ペロッてやってしまいます。
ニラの臭いは全くなくて、さっぱりとした甘い水なんですよね。
そんなプランター育ちのニラ。
おかげさまで、収穫できる大きさに育ってきました。
私は、だいたい30センチくらい伸びたら収穫しています。
収穫するときは、下から5センチくらい茎の部分を残して切る(食べる)、しばらくするとまた伸びてくるので、そうしたらまた5センチ残して切る(食べる)。
そんなふうに、切ったら伸びるまで待つ、を繰り返していました。が、このところ少し間隔が開いてしまい、そろそろ収穫しなくちゃ、と思ったら、ニラの先端に小さなネギ坊主のようなつぼみがついていました。
ニラの花は夏に咲くのですね。
つぼみがついたままで収穫したのですが、
これ、たべても大丈夫なのかな?
不安になりました。
知り合いに尋ねたら
食べても大丈夫、おいしいよ~!
って返事がきたので、さっそくいただいてみることに。
そのニラで、簡単にできるニラたま、我が家の作り方を書いておきます。
ニラたま(つぼみ入り)
材料
ニラ(つぼみつき) だいたい1把分
たまご 3個
オイスターソース 適宜
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
塩、コショウ 少々
サラダ油 適宜
作り方
1 卵をといておく。
2 フライパンに油を熱し、卵をワッと一気に流し入れてくるくるっとかき混ぜる
3 卵に完全に火が通る前に取り出す。
4 フライパンに油を足し、3㎝くらいの長さに切ったニラをさっと炒め、3の卵と調味料を加えて手早く混ぜたらできあがり。
ウチのニラは、もともと細いのに、火を通すとさらに
スマートになりましたが、こうばしい香りと濃い緑色は穫れたて新鮮な野菜そのもの。
気になっていたニラのつぼみですが、こわごわ食べてみたら…
ふわっふわでやわらかくて、あまかった!
茎とは全く違う食感、ふんわりやわらかでやさしい甘さは予想をはるかに上回るおいしさでした。
こんなにおいしいつぼみを、危うく食べずに切り落としてしまうところでした。
よかった~。
もしニラのつぼみを見つけた方は、ぜひ食べてみてくださいね!