この春から、就職や進学で新しい生活を始められた方もいらっしゃるかと思います。
ウチの子も遠方の大学に進学し、ひとり暮らしを始めました。
はじめてのひとり暮らし、さらに今はコロナ禍という非常事態です。
送り出す方としても心配は尽きません。
でも、自分が努力してつかんだ道です。
へこたれずに頑張ってくれると信じ、できる限り応援したいと思っています。
というわけで、これから数回にわたり、親の目線からみた新生活の準備について書いておこうと思います。
お子さんがひとり暮らしを始めようとされている方や、ひとり暮らしに興味がある方に少しでもお役に立てればと思います。
ベッドと脚付きマットレス、どっちにする?
今回は、ベッドについて。
限られた空間でいちばん場所を取るベッド。
できるだけシンプルで場所を取らない、でもしっかりしたのがいいね、ということで、
店舗やネットでいろいろと探しました。
その結果、最終候補は次の2つに絞られました。
1つはパイプベッドです。
そしてもう1つは脚付きマットレスです。
脚付きマットレス? なにそれ?
とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
実は私もその一人でした。
脚付きマットレスというのはベッドのように枠がなく、マットレスの下に直接脚をつけて床から浮き上がらせたものです。
写真を見ていただくとわかりやすいかと思います。
これです。
(写真はAmazonからお借りしました)
ベッドに似ていますがベッドのような枠(台)がありません。
正確には、マットレスと脚がくっついています。
ベッドと脚付きマットレスの違いは、マットと枠が別々になるかどうかです。
脚付きマットレスは、マットレスに直接脚がついているので、マットレスを裏返して使うことはできません。
でも、ベッドはマットと枠がくっついていないので、マットレスを裏返して使うことが可能というわけなんです。
おわかりいただけましたか?
本人は、最終選考に残った二つとも気に入っていました。
どちらもシンプルでお値段も同じ(9,990円と9,980円)でした。
(ただし、パイプベッドのマットレスは別売でしたが)
ベッドと脚付きマットレス、どちらにするか悩んだ結果、最終的に選んだのは脚付きマットレスです。
私たちが脚付きマットレスを選んだ理由は次のとおりです。
脚付きマットレスを選んだ理由
価格や使い心地はもちろんですが、そのほかのいろんな条件をすべてクリアできたのが脚付きマットレスの方だったのです。
その条件というのは次の5つです。
1 シンプル(見た目&価格)
2 使い心地がよい
3 組み立てるのがラク
4 梱包がコンパクトで搬入時も安心
5 配達日時の指定が可能
それぞれの理由を具体的に説明します。
シンプル(見た目&価格)
先ほど紹介したように枠や飾り棚のような装飾がないので、場所を取りません。部屋を少しでも広く使いたいなら脚付きマットレスはおすすめです。また、価格が9,980円という点もよかった。ベッドの場合はマットレス代も加算されるので、経費が上乗せされるのです(そのことには後から気づきました)。
さらに、もし使わなくなって処分するとき、フレームがない方が廃棄費用も抑えられそうです。
使い心地がよさそう
これは実際に使ってみないと本当のところはわかりません。
商品説明や
マットレスは耐久性が高く肩、腰、背中への負担が軽減される体圧分散性のあるコイルマットレスを使っている。(商品説明より)
レビューを参考にしました。
おすすめです
小柄、女性1人でも30分かからないくらいで簡単に組み立てできました!
2階に運ぶのに重くてそれが大変でしたが。。
ぺたんこだったマットレスが膨らんで大きくなっていくのは少し感動~
前に使っていたベッドが壊れて早急に欲しかったので早い到着に、感謝致します。
コンパクトな配送!
寝心地も良し!マットレスは硬め(好み)
このお値段で、このベッドはおすすめです。
コンパクトですごく助かりました!
ベッド購入となると高額過ぎる…買いに行ったり、運ぶのが大変…と悩みますが、
マットレス付きで高さもあって、こんなにもコンパクトに届けてくれたら言うことないです。
玄関を開けるとすぐに階段のある家で入り口が少々狭いのですが、とてもコンパクトに梱包されておりとてもたすかりました。一見「え?これがベッド?」と思うくらいです。男ひとりで軽々と運び、淡々と組立てあっという間に出来上がりました。
マットレスもいい感じの硬さと柔らかさだったみたいです。
社員寮で使用する為に購入しましたが、また必要な時はリピートしたいと思います。
社員さんはお好みの色が選べて喜んでいました。
レビュー記事の中には低評価のものもありましたが概ね高評価でしたので、よさそうだなと思いました。
組み立てるのがラク
ベッドも脚付きマットレスも組み立て式です。
レビューによると、1人でも簡単に組み立てられた、とか、二人で30分あれば楽勝、と書かれている方が多かったし、フレームを組み立てるよりは簡単そうでした。
実際に組み立てた感想は、
思っていたよりもずっと簡単!
でした。
木のパーツを組み合わせてネジで止め、マットレスを上にのせるだけ。
部品は、マットレスをのせる台を作るための板が十数本とそれを止めるボルト、金属プレート、六角レンチ、マットを支える脚、そして、圧縮されてクルクル巻かれたマットレスでした。
組み立て作業は、二人で20分程度、そのくらいで余裕でできました。
☟説明書のパーツリスト
どんな風に組み立てるのか、簡単なので紹介しておきます。
脚付きマットレスの組み立て方法
組み立ては女二人で20分ほどでできました。
組み立て作業に入る前にやっておくことがあります。
マットレスの復元です。
真空パックにはさみを入れ、ぺしゃんこのマットレスを復元させます。
生まれて初めての経験でとても面白かったです。
真空包装に空気が入るや否や、
バチン!バチン!
バキ!バキ!バキ
バチ!バチ!バチ!バチ!バチ…
と、まあ、ビックリするくらい大きな音がして、どんどんマットがふくらんでいきました。
あっという間に分厚いマットレスの復元完了です。
ぺったんこだったのがあっという間に膨らむのは面白かったですが、何かがはじけるような大きな音には、
近所迷惑になるかも?
(夜だったので)心配になりました。
次はマットレスをのせる台の組み立てです。
横桟木と言われる板をつなぎ合わせてボルトで止め、大きな枠を作ります。
枠ができたら下になる方に脚を取り付けます。
板の表側には吸着テープ(マジックテープの強力なの)がついていて(下図の黒い部分)、その上に別の板をのせていきます。
のせる板の裏にも吸着テープがついているので、枠の吸着ベープの部分に横板を貼り合わせていく要領です。
そして、先ほどのマットレスをのせれば完成です。
マットレスの裏側は全面が吸着テープ張りになっています。
脚付き台とマットレスはテープで貼りつけて固定するようになっていました。
そしてできたのがこちら。
じゃーん!
梱包がコンパクトで搬入時も安心
ワンルームに大きな家具を購入するときは、運び入れる際に入口や玄関を通れるか、廊下や階段の幅は大丈夫か、エレベーターに入る高さか、といった点にも注意が必要です。
今回購入した脚付きマットレスは完成品ではなく組み立て式で、梱包はかなりコンパクトでした。
下の写真、ベッドの手前に置いたダンボール箱1つにすべて収まっていました。
箱の高さは100cmほどです。
脚付きマットレス完成品のサイズはタテ195㎝×ヨコ95㎝、高さは床からマットレス上までが35㎝。マットレスのの厚みは20㎝。
それがこの箱ひとつに収まっていたので驚きましたね。
大型家具は運び入れるときに、エレベーターや階段、入口や廊下、など搬入経路の大きさに注意が必要ですが、この大きさならどこでもOKなので助かりました。
在庫と配達日
進学先が決まってから引っ越しまで、3週間ほどしかありませんでした。
入居して3日後には、健康診断もはじまります。
ですから指定した日にちには必ず届けてもらわないと困る状態でした。
そのため、在庫があるかどうか、指定した日時に配達可能かどうか、ということも大きなポイントでした。
いいな
と思っても
コロナ禍で発送日時が指定できない
とか、
新入学シーズンで現在は在庫がない、入荷次第発送します
という商品もありました。
もちろん私たちには、入荷待ちをしている時間はありませんでした。
在庫があるか、発送日や発送時間の指定ができるか、
急ぐときには特に注意が必要です。
脚付きマットレスの使い心地
こちらが現在使用中の脚付きマットレスです。
布団があるので、マットレスはあまりよくわからないですねが、
本人曰く、寝心地よく、快適です、とのことでした。
下の空間も使ってます
脚付きマットレスの下の空間も使っています。
ケースはニトリの蓋つき収納ボックスです。
中にはソックスなどが入っているそうです。
ベッドの下はホコリがたまりやすいからそうじしてね~
脚付きマットレスの注意点
シンプルで寝心地もよくお値段も低く抑えられたので、脚付きマットレスを購入してよかったと思います。
ただし、やはり注意するべき点もあります。
人が寝起きする重さには耐えられる作りですが、マットレスの上で飛んだりはねたりは禁物です。手荒に扱うと板が割れてしまいます。
また、マットを裏返して使うことはできないので、マットを長持ちさせるためには、頭と足を時々逆にして使った方がいいそうです。
購入した脚付きマットレスはこちら
さいごになりましたが、私が購入した脚付きマットレスを紹介します。
楽天で購入、在庫アリ、発送日と時間も指定できました。
東京と比べると、あちらは10度以上気温が低く、まだ春がきたばかり、と言った感じです。大学は、対面授業が激減してしまったらしいので、この上でごろごろする時間が増えているかもしれません。快適なベッドが手に入ってよかったです。