久しぶりに劇場で映画を観てきました。
まず『サブスタンス』を観て、その2日後に『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』、と立て続けに2本。
ひとことで言うと、どちらも超エキサイティングな映画でした。
サブスタンスのデミ・ムーア、ミッションインポッシブルのトム・クルーズ。
主演の二人はどちらも1962年生まれ。
私はセント・エルモス・ファイアーやアウトサイダーから二人の映画を観てきた世代です。
長年のファンを経て、今や同じ時代を生き延びてきた同士、みたいな感覚でいます。
そんな二人の映画が公開されるなら、劇場で見なくちゃ!と出かけた次第です。
サブスタンスはグロテスクなシーンにウエッ!!と思ったけど…
サブスタンスは、年齢を理由に番組を降ろされてしまった、かつては一世を風靡したハリウッド女優(デミ・ムーア)が、若さと美しさを手にすることができるサブスタンスという再生医療に手を出したことから起こる恐怖を描いています。
グロテスクなシーンが多い、という予備知識はありました。が、予想以上にいっぱいで焦りました。
途中で、うえ~っ、もうやめて~、って心の中で叫びましたよ。
が、それでも、目が離せなくて薄目で見ていました。
結果、見てよかったです。途中から面白くなってきたんです。こんな映画は初めてでした。
お目当てのデミ・ムーアは、強かった。
すごかった、強烈でした。熱演というか、突き抜けた怪演に圧倒されました。
よくぞここまでやってくれた!!と感動でした。
息つく間もなく、あっという間の142分でした。
最初は気持ち悪さと恐怖で居心地の悪さを感じましたが、途中から不思議とコメディにすら思えてきて面白くなり、見終わった後は爽快な気分でしたよ。
パワフルなデミ・ムーアがスクリーンで見れて、感動!そして大満足でした。
なにがあってもトムなら大丈夫
ですよね。
2022年の公開予定から3年を経てようやく公開された本作。
今回も超人的なスタントを披露しているトムに脱帽です。
ストーリーは置いといて、トム・クルーズいやイーサンを追いかけた170分でした。
サブスタンスのデミ・ムーアに続き、こちらもトム・クルーズの身体を張った熱演に圧倒されっ放しの2時間50分でした。
空中シーンや深海のシーン、どう考えてもそれは無理でしょ、ってシーンも、トムならできます、OK!です。何でもありです。
よくぞここまでやってくれた!ありがとう!
トム・クルーズの熱演にスタンディングオベーションです。
上映時間170分と聞いて、万が一に備えて通路側の席を予約しましたが、その必要はなかったみたい。
いろんなシーンで力が入っちゃったせいか、若干の疲労感は残りましたが、3時間近く観ていた感覚はありませんでした。
トム・クルーズに乾杯!です。
まとめ~サブスタンスとミッションインポッシブル
今回は、映画の作品として云々よりも、自分がかつて夢中になった人たちに会いに行くのがいちばんの目的でした。
ストーリーは全く違う2本の映画ですが、どちらも鑑賞後は爽快な気分、スカッとしました。
チャレンジャーの二人には圧倒されつつも元気をもらえて、足取り軽やかに劇場を後にしました。
いやあ、映画って本当にいいもんですね~