10年以上前から、我が家ではずーっとカスピ海ヨーグルトを食べています。
カスピ海ヨーグルトはクリーミーでとろみが強く、味はまろやか。
酸味がとても少なく、ヨーグルトが苦手な人にも食べやすいのです。
そして、牛乳があれば簡単に作れます。
我が家のカスピ海ヨーグルトは自家製なのです。
ヨーグルトを作っている、というと驚かれますが、面倒くさがりの私ができるのですから、本当に簡単にできます。
ヨーグルトメーカーも使いません。
作り方は2段階。
まずヨーグルトの種菌から「種ヨーグルト」を作り、次に「種ヨーグルト」からヨーグルトを作ります。
菌をどんどん増やしていく感じです。
作り方を具体的に紹介します。
手作りカスピ海ヨーグルトの種菌セットと500mlの牛乳を用意します。
(種菌セットはスーパーに売っています)
牛乳パックの上の部分を開いて、ヨーグルトの種を一袋入れて混ぜます。
牛乳パックのふたが開かないようにクリップで留めて常温で2、3日(気温によって変わります)置くと、菌の働きで牛乳が発酵し、ヨーグルトができます。
これが種ヨーグルトです。
つぎに、牛乳1リットルを適当な大きさのビン3~4つに注ぎ分けます。
種ヨーグルト大さじ1杯程度を、さきほどの牛乳の入ったビンに入れ、ふたをして、常温で放置。
牛乳は2日ほどで発酵が進み、ヨーグルトのできあがり。
出来上がったヨーグルトは冷蔵庫に入れて保存します。
そのあとは、また同じ要領で、牛乳にヨーグルトを入れて放置、のくりかえし。
これだけです。
こんなふうにして、牛乳に種ヨーグルトを入れて放置すれば、どんどんできるのです。
うちでは、ヨーグルトを作るとき、食器棚の上が発酵(放置)場所になっています。
天井に近くより室温が高いせいか、この時期、丸1日おけばできています。
私がカスピ海ヨーグルトを作るときに注意していることは、
牛乳は新しいものを開けてすぐに使うこと、
取り分けるヨーグルトは熱湯消毒(やかんのお湯にしばらくつけるだけですが)したスプーンを使うこと
この二つです。
カスピ海ヨーグルトはプレーンでも酸っぱくありません。
逆に、これに慣れると市販のブルガリアヨーグルトなどは酸っぱいと感じます。
そのままでも、季節のフルーツ、ジャム、ハチミツを入れたりしても、おいしくいただけます。
冷凍のミックスベリーを入れて食べるのがマイブーム。
手作りカスピ海ヨーグルト、簡単ですが、初めて作った時は感動しました。
よかったら、作ってみてくださいね。