ジメジメして蒸し暑い季節がやってきました。
いつものことながら、梅雨の時期は不快指数も高くなります。
どんよりした空を見ても気分は晴れません。
病気というわけではないけれど、
なんとなくだるいな
元気が出ないな
やる気が起きないな
……
私は普段より弱気になりがちです。
そんな気分を切り替えて、リフレッシュするのに、ハーブティはもってこい。
さわやかな香りのハーブティがおすすめです。
ちょうど楽天のスーパーセールで買ったハーブが届いたので、さっそく開封しました。
今日作るのは、シトラス系のハーブティ。
使うのは、レモングラス(左)とレモンバーベナ(中)、レモンバーム(右)の三種類のハーブです。
ティースプーンに1杯ずつストレーナー(茶こし)にいれて、
熱湯を注ぎ
ふたをして、待つこと5分。
ふたを開けると、ふんわりとやさしいレモンの香りが漂います。
元気になりそうな明るい黄色。
熱いのでやけどしないように、ゆっくり飲みます。
さわやかな香りとともに、やさしい甘さがゆっくりとじんわりと体にしみる感じ。
雲間に光がさしたように、気持ちが軽くなる気がします。
今日はホットでいただきましたが、濃い目に淹れて氷といっしょにアイスティーもいけますよ。
3種類のハーブを紹介します
名前にレモンとつくこれらのハーブは、レモングラスはイネ科、レモンバーベナはクマツヅラ科、レモンバームはシソ科、と種類が異なる植物です。
お茶にするときは、レモングラスとレモンバームは地上に出ている部分(茎と葉)、レモンバーベナは葉の部分を使います。
レモングラス
レモングラスは、殺菌効果があって、腹痛や発熱の緩和、そして消化を助ける効果があるハーブ。
タイ料理のトムヤムクンなどエスニック料理に欠かせないハーブとして、ご存知の方も多いかもしれません。
インドでは、感染症や熱に効く薬草として利用されてきました。
レモンバーベナ
レモンバーベナは、頭痛や吐き気を和らげる鎮静効果や、気持ちをリラックスさせる効果のあるハーブ。
南米アンデス地方が原産です。
レモングラスと同様に、食後に飲むと、消化を促して胃腸の働きを助けてくれる効果もあります。
レモンバーム
レモンバームには、イライラを沈めたり、張りつめた気持ちを落ち着かせる働きがあります。
そして、レモングラスやレモンバーベナと同様に、消化を促す効果もあるので、食後にもすすめ。
レモンバームは私の実家でも鉢植えしています。
強く育てやすい植物で、葉や茎を切り取っても、またすぐにぐんぐん伸びてきます。
葉を手に取って軽くこすると、レモンのさわやかな香りがします。
フリースタイルで楽しもう
私がハーブティを飲むようになったのは、ここ3年くらいです。
最初は、
どんなハーブをどんな時にのむと効果があるのか
そんなことばかり気にしていました。
でも最近は、
飲みたいハーブを美味しく飲めればそれでいい
って思うようになりました。
効果があるといっても、1杯飲んだから病気がすぐに治る、というわけではありません。
薬ではありませんからね。
ハーブは、身体と心全体に働きかけて、ゆっくりといろんな効果を発揮します。
でも、即効性はないんです。
だから、
あ~、おいしかった!
って思えれば十分。
あれ、そういえば、なんか気持ちがラクになってきたかも
なんて、あとから気づくこともあります。
ハーブティーを飲んだことがない、という方は、ぜひ一度、お試しくださいね。