(3/8追記しました)
晩ごはん、作らなくっちゃ
と思ってもどうしても作る気になれないことがあります。
かと言って、スーパーで買ってくるお惣菜も食べたくない。
じゃあ、どうするの?
って自問自答したあげく、
やっぱり私が作るか。
と。
そこまでたどり着くのに、30分で済めばいい、気づいた時には1時間も過ぎてる。
はぁ~もうこんな時間になっちゃった、もっと早く始めればよかった。
それなら最初から作ってればよかったのに。
あとから思えばそうなんですけど、それができていれば苦労はしない、って話で。
家族のために体にいいメニューを考えて、食材を選んで、買ってきて、洗って、切って、ゆでて、煮て、焼いて…
ふう
しかし、ここで立ち止まるわけにもいきません。
面倒でもやらなきゃいけないことなら、やるしかないんだし。
やるなら、いやな気分でやるより、楽しいほうがいいし。
どうせやるなら楽しくやろう。
そんなとき、私が使ういつもの手を紹介します。
「支度がはかどらないを」を克服するための4つの方法
お気に入りの写真と大好きな音楽で楽しい気分に
お気に入りの写真を用意します。
好きな人、アイドルや俳優、動物など何でも構いません。
その写真を見ると笑顔になれるような写真を目の前に貼っておきます。
そして、イヤホンで音楽を聴きながら調理の準備にかかります。
自分の世界にどっぷりと浸って、音に合わせて米をとぐ、野菜を洗う。肉を切る。
大好きなアーティストの声を聴けば、音楽を聴けば、自然に体も軽くなります。
包丁の切れ味をよくすれば、スカッとストレスも解消
物体を切るという行為は、気持ちがスカッとします。
はさみで紙を切る時もそうですが、包丁で食材を切る時、スパッと切れると気持ちがいいものです。
料理人の方々は、毎日包丁を研いでいます。
使い込まれた包丁は、研ぎに研がれて小さくなってしまうそうです。
私は、1日の終わり、包丁を片付ける前にシャープナーでスッスッと2往復くらい研いでおきます。
たった2往復で切れ味が変わります。
切れ味がいいと、腕のいい料理人になった気持ちで、よし!作るぞ!という気持ちになれます。
肉や魚がスパッと切れるといい道具を使っている気分になるし、トマトの滑らかな切り口を見ると料理の腕が上がったような気持になれます。
食材の良さをみつける、自分の腕をほめる
それが高級食材じゃなくても、
このトマト、真っ赤でおいしそう、最高級品のトマトみたいに形がいいわ!
と食材をほめる。
わー、いい香りとか、このダシ、いい味出してるわぁ。
と自分で作ったダシをほめる。
この焼き色、ばっちり!なんておいしそうなんでしょう!
と焼き加減をほめる。
すると、目の前のトマトや鍋の中の煮物が喜んでいるように見えてきます。
いろどりもきれい、見た目もおいしそう!やっぱり私ってやればできるんだわ
と声に出して、あれやこれやと自分をほめちぎる。
するとあれだけ面倒でやる気のなかった自分は消えてなくなってしまいます。
声に出すと効果抜群です。だまされたと思ってぜひ試してみてください。
簡単にできる料理のレシピを覚えておく
食事の支度で困ることの一つがメニューが決まらないこと。
何が食べたい?ときいても、何でもいい、と愛想のない返事しか返ってこない。
そんな時のために、手早く作れる簡単メニューを1つでも身につけておくといいです。
調味料は少なく、調理の作業はシンプルなもの。
たとえば、
ネギチャーハンと卵スープ
困ったときのチャーハンは、材料が少なく、ちゃちゃっとできて
大評判!!
毎日これでもいい、といわれます。
できるなら、そうしたいところですが、やはり体のことを考えると、そうもいっていられないので、ピンチの時はこれ!ということにしています。
要は気の持ちよう、楽しい気分を作ってしまえ!
先日、テレビで明石家さんまさんが修業時代の話をしていました。
師匠の笑福亭松之助さん宅を掃除していたさんまさんが、師匠に
掃除は楽しいか?
ときかれ
楽しくないです
と答えたら
楽しくなる方法を考えてやれ
といわれた。と。
それで、考えついたのが
テレビの姿かたちをほめる、ピカピカに磨かれた柱をほめる
とにかく家じゅうのものを擬人化して、ほめておだてて持ち上げて、とやっていたとか。
あのとき師匠は、何するにも面白いと思ってやることが大事だ
と教えてくれたんだと思う
と、珍しくまじめに話されていたのが印象的でした。
私がやってることとちょっと似ていました。
文句を言っても、結局自分が嫌な気分になるだけです。
それなら、楽しい自分を演出してみませんか。
楽しそうに料理をしているママを見たら
料理って楽しいんだなぁ、おもしろそうだなぁ
と思うはず!
何作ってるの?
とのぞきにやって来ます。
そのときは、
ちょっと味見してくれない?
と一口分けてあげましょう。
そして、味方をうまく手なずけるのです。