HANAのおと

hanaの雑記帳。

【高校受験体験談】志望校選び、不安だらけの母の心境 

子育ても終盤、社会人、大学生、高校生の3児の母、hanaです。

2学期が始まってから、末っ子の高校では、学校説明会が頻繁に行われています。

今でこそ、
もうそんな時期なんだなあ、
と懐かしく思えるようになりましたが、初めての高校受験ではとまどうことがたくあんありました。

最初の子は、何をするにも初めて。
入園、入学、受験など、子ども以上に親は不安、心の余裕もなく緊張します。
ママ友や、先輩ママに聞いてはいても、いざ自分がその場に立つと、体験すると、
本当にこれでいいのか?この選び方で大丈夫なのか?
と不安になりました。
最初の高校受験のとき、私は生まれて初めてストレスで胃が痛くなるという経験をしました。
わが子が志望校を選ぶとき、また、決めた後もそれで本当によかったのか、というあのときの不安な気持ちを思い出し、反省を兼ねた回顧録です。

 

 

【体験談】高校受験の志望校選択と母の不安

自分の受験体験は役立たず

 

いきなりですが、大きな反省点として、
自分の高校受験と同じように考えてはいけない

ということがあります。
20年前の受験とはまったく別のものと考えてください
と進路指導の先生から注意があったものの、私は軽く考えていました。なめていたのです。

そんなにあわてることはないだろう、とのんびり構えていたら、結果、3年生の夏休みになって、学校見学に説明会にと駆けずり回る羽目になり、気持ちに余裕がなくなりました。

受験するのは子どもです。
子ども自身も学校案内をみたり、先輩からの情報をもとに調べています。

が、高校受験では親のサポートが必要です。サポートするためには、心の余裕が必要です。
どんな学校を目指すのか、通学時間や通学手段、校風、また入学金などお金のことも含めて、親も頭に入れておくべきことがたくさんあります。志望校が多くなれば、調べる数も増えます。
ある程度の心の余裕をもって受験に臨むには、少しでも多くのことを前もって知っておく必要があるのです。


 地方出身の私、ぶあつい高校ガイド(案内)に圧倒される

私は地方の県立高校に通っていました。人口で言うと100余万人ほどの地方です。
ところが、現在住んでいる場所は大都会、子どもが受験するのは、その10倍もの人がひしめき合う地域です。人が多ければ当然学校の数も多い、とわかっているつもりでしたが、実際の数を知ってびっくり!400校以上もあったのです。

高校案内のガイドブックは電話帳かと思うほどぶあつくて重い。
こんなにたくさんの学校の中から1つの高校を、どうやって選べばいいのか!
地方出身者の母は、都会での受験、第一歩踏み出す前に強烈なパンチを食らいました。

せめて2年生で学校見学に行っておけば

 子どもは、中学1年生から運動部に所属し、早朝から放課後まで練習で、部活一色の毎日。土日も練習か試合があり、夏休みもお盆以外は部活でした。

2年生の夏休みに、
学校見学、行って見ない?
と声をかけると
時間がないからいいよ。
とばっさり。
それなら…
と私一人でも行っておけばよかったのですが、
3年になってから行けばいいか、
と思ってしまったのがいけなかった。
中学生の保護者である私にとって、高校の門を一人でくぐるのは勇気のいることでした。そこで、先延ばしにしてしまったのも反省点です。

 登下校の生徒さんを見るだけでも、その学校の雰囲気を感じることはできる、それがわかっていなかったのはとても残念なことでした。

学校の中に入らなくても、学校のある駅に降り立ち、周りの雰囲気がわかっているだけで、気持ちに余裕が持てたのに。

担任の先生に助けられた

夏休み前の面談で、志望校をどうするか、3校選んでおくようにと学校から書類の配布がありました。

いよいよ志望校の名前を書かなくてはいけません。

子どもが塾に行き始めたのは、夏の最後の大会を終え、中3の夏休みからでした。
模擬試験を2度ほど受けてはいましたが。

その2回の模擬テストと学校のテストの結果だけで選んだ3校。
通学時間、校風、成績を頼りに選んではみたものの、親も子も不安。
本当にこんな選び方でいいのだろうか?

面談で担任の先生からは、記入した3校について、偏差値レベルなどの説明がありました。が、まだ決定ではないので、実際にその学校に足を運んで、自分の目で見てよく考えてください、といわれました。
私は、先生からてっきり
ほかに、こんな学校もあるよ、
とか、
ここも受けて見れば?
というアドバイスがあるのかと期待していたので、
面談ってそれだけ?と思いました。
これでは不安はまったく解消されません。

そこで、
私は地元が地方なので、この地域の学校事情には大変疎い、
子どもは塾に行っていないので、偏差値データがなく、学校を選ぶ基準がわからない、
なので、
この志望校の選び方でいいんでしょうか?
もっとほかに志望校のリストアップできそうな学校はありませんか?
先生からもう少し詳しいアドバイスをもらいたいです。
と訴えてみたのです。
すると、先生も地方のご出身で、都会での学校選びの不安に対して、多少なりとも理解してもらえたようでした。
どこの学校がいい、ということはいえないけれど
という前提で
以前、担任を持った子で、同じくらいの成績の子が、どういう学校を選んだか
ということを話してくださいました。
レベルだけではなく、その子の普段の様子、人柄なども教えてくださいました。
テストの成績も大事だけれど、それだけではダメだよ、とということを。

もうプッシュしてみてよかったです。
このアドバイスは、とても参考になりました。

これを聞いて、本人も少し意識が変わったようでした。
その話を参考に、志望校を決めなおして、見学に行く学校も決めました。

学校見学と塾通い、ようやく落ち着いた

 中3の夏休み、夏期講習にあわせて塾に入り、部活から受験への方向転換ができたようでした。秋には、再度、志望校の文化祭の見学にも行きました。文化祭では、高校生の文化祭にかける熱量に圧倒されて、さらに、この学校に行きたい!という決め手になった、と後で本人が話していました。

2学期になって、学校と部活の生活から学校と塾の生活になりましたが、目標が決まってからは、本人も親も、方向が定まりちゃんと前を見ることができるようになりました。方向が定まることはストレスの軽減にもつながりました。

塾の先生のアドバイスは、受かるかどうかはこれからですが、進む方向は間違っていませんよ、いっしょにがんばりましょう、というものでした。親も子も不安にさせない、不安を少しでも取り除いてくれることば。さすが、高い授業料を払っているだけのことはあるなあ、と思いました。

少し気持ちが軽くなりました。

 

願書提出、最後の最後で不安が再燃

2月に入り、
さあ、いよいよ願書提出するぞ、
という段階になって、不安で押しつぶされそうになったのか、わが子がぽつりと言いました。
やっぱりB校にしようかな
と。
ええっ?ここまできて?
第一志望校のAは、本人がいちばんに行きたい!といった学校で、塾の先生とよくよく話し合って決めた学校でした。

気持ちはわかった。B校にしたいのなら、それでもいいよ。
でも、一度、塾の先生に相談してみたら?
この時期、受験に関して頼りにしているのは塾の先生でしたから、ほかに言葉が見つかりませんでした。
うん、相談してくるわ

そのあと、塾の先生から私に連絡が入り、

変更するのは簡単だ。
でも、ここまでよくがんばってきたんだから、自身を持て。
今までやってきたことをよく思い出して、よく考えて決めればいい。
お子さんにはそのようにお話しました、

とのことでした。
そして、子どもが選んだのはA校。
最初に行きたい!と選んだ学校でした。

そのとき、私も腹をくくりました。
わが子が下した最終決定、結果はどうあれ応援するぞと。

少しでも不安をなくすためにできること

自分のことならまだいいのです。
子どもの将来に関わるかもしれない選択です。
親が自分の目で見て、歩いて、知っていることが増えれば、自分の不安が減ります。
気持の余裕ができます。
実際に、二人目、三人目と経験を経るごとに、志望校選びに対するストレスは少しは減りましたから。
それは、知っていることが大きく影響しているのです。


志望校選びに不安なときは、できるだけその学校に足を運んで、自分の目で見るのがいちばんの対策だと思います。平日は仕事で忙しい、土日くらい休みたい、私もそう思っていました、が、ほんの一時のことです。それが何ヶ月も続くわけではありません。夏の暑さの中、ただ学校を見に行くことは、楽ではありませんが、1度いけば慣れます。そこまで負担に感じることもなくなります。ぜひ、足を運んで見てください。
これは、私の体験から大きな反省をこめた気持ちです。

志望校選びに迷ったら
・学校説明会や文化祭に行く
・説明会がなくても実際の場所に行く
・担任の先生や塾の先生など相談できる頼れる人にとことん聞いてみる

これが、3人の子どもの高校受験を経験した私の反省点です。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。